みんなの銀行「ピクシブ支店」が開設、24時間365日・スマホ完結で個人向け口座開設が可能

みんなの銀行「ピクシブ支店」が開設、24時間365日・スマホ完結で個人向け口座開設が可能

みんなの銀行Android版iOS版)は9月30日、「パートナー支店」の第1弾として「ピクシブ支店」を開設したと発表した。ピクシブ支店は、同日より24時間365日・スマートフォン完結での口座開設が可能。みんなの銀行が提供する普通預金「Wallet」、目的別に最大20個のバーチャル口座を作成できる貯蓄預金「Box」、口座開設と同時にカードレス決済が可能になる「Debit Card」などのサービスラインナップをすべて利用できる。

みんなの銀行が掲げる「みんなに価値あるつながりを。」のミッションの下、「金融」と「非金融」がシームレスに結びついた新たな価値共創「BaaS(Banking as a Service)事業」を構築する取組みの第1歩としている。みんなの銀行「ピクシブ支店」が開設、24時間365日・スマホ完結で個人向け口座開設が可能みんなの銀行「ピクシブ支店」が開設、24時間365日・スマホ完結で個人向け口座開設が可能

パートナー支店「ピクシブ支店」とは?

みんなの銀行は、全サービスがスマートフォン上で完結する次世代型の新銀行(デジタルバンク)として、デジタルネイティブな思想・発想でゼロベースから設計された銀行サービスを個人顧客に提供している。パートナー支店とは、みんなの銀行アプリ内において、パートナー企業のブランドでその顧客向けに開設を行う支店。みんなの銀行が提供する銀行サービスに加えて、パートナー企業の世界観を盛り込んだ支店デザインを提供する。またパートナー企業と共同で、その顧客向けの新たなサービスや、様々なマーケティングの取り組みを実施するという。

ピクシブ支店ならではの特徴としては、愛着を持ち利用してもらうためのオリジナルデザインの開発・実装や、パートナー企業が提供するサービスとの連携など、クリエイターやファンにとって楽しく便利なカスタマイズを実施。

これにより、例えば、クリエイターがメイン口座とは別に創作活動用の口座を即時に開設・利用開始できたり、ファンが関連サービスの支払いにオリジナルデザインのバーチャルデビットカードを利用し、その明細をWalletのメモ機能を活用して収支管理したりなどが可能。「金融」の側面における利便性の向上を通じ、クリエイターやファンの創作活動などを後押しするという。また、ピクシブ支店の利用活性化に向けた共同でのマーケティング施策なども実施する。

バーチャルデビットカードには、人気クリエイター・森倉円氏描き下ろしのオリジナルイラストを利用。みんなの銀行アプリのマイページなどに表示される支店イラストには、創作活動にまつわるモチーフを盛り込み、ピクシブの世界観に合わせたデザインを採用している。みんなの銀行「ピクシブ支店」が開設、24時間365日・スマホ完結で個人向け口座開設が可能

公開予定の金融APIを介した連携の検討も

またみんなの銀行は、ピクシブ支店におけるさらなる付加価値の提供に向け、ピクシブとの協議を継続するという。同行が今後公開予定の金融APIを介した連携を通じて、ピクシブ提供のサービス上でシームレスに金融サービスが利用できる仕組み作りなどの検討も進める。

また中長期的な観点から、クリエーター作品の「価値」の流通を促進するために、最先端テクノロジーの研究に取組み、みんなの銀行がミッションとして掲げる「みんなに価値あるつながりを。」の実現を目指す。

「みんなの銀行ピクシブ支店」イラストコンテスト

ピクシブ支店のサービス開始を記念して、ピクシブ主催「『みんなの銀行ピクシブ支店』イラストコンテスト」を10月31日23時59分まで開催する。「虹」をテーマとしたイラストを自由に描き、参加タグ(みんなの銀行イラコン)を設定した上で、ピクシブが運営するイラスト・漫画・小説の投稿プラットフォーム「pixiv」に投稿するよう呼びかけている。詳しくは特設サイトを確認してほしい。

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。