めん類、丼もの、点心を作ってくれるYo-Kai Expressの家庭用スマート自動調理器「Takumi」

Yo-Kai Expressはオフィス、ショッピングモール、ホテルなどで利用されるレストランの自律テクノロジーで知られる。新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大により人々が外出しなくなる中、同社は複数の機能を持つスマートホームクッキング機器のTakumiを発表した。Takumiにはコーヒーメーカー、IH調理器、調理器具や哺乳瓶を消毒するためのスチーマーが備わっている。あらかじめプログラムされたレシピが入っているアプリとTakumiをRFIDで接続したり、水の容器の残量が少なくなったらアラートを送ったりすることもできる。

Yo-Kai Expressは現在、CESの台湾テックアリーナでTakumiを紹介している

Yo-Kai Expressのスマートホームクッキング機器、Takumi

米国西海岸のベイエリアではYo-Kai ExpressのOcto-Chefを見かけることがある。温かい麺類(ラーメン、うどん、フォー)を出す自動販売機だ。サンフランシスコ国際空港、サンフランシスコのMetreonショッピングモール、企業内などに設置されている。しかしYo-Kai Expressは人々が家にとどまっている状況に対応しようとしている。2020年4月には家庭用のミールキット配送サービスを始め、現在では米国全州で利用できる。

家で料理をしたいけれど時間(とスペース)がない人のために、あらかじめプログラムされたTakumiのレシピはわずか2〜8分で作れるようになっている。Yo-Kai Expressはめん類で有名だが、Takumiのメニューには丼もの、点心、餃子、パスタもある。

カテゴリー:ハードウェア
タグ:Yo-Kai Express料理CES 2021

画像クレジット:Yo-Kai Express

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(翻訳:Kaori Koyama)

投稿者:

TechCrunch Japan

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