アスリート育成に革命を起こす「SPORTS TECH TOKYO」がTC Tokyoに

10月31日、電通とScrum Venturesが共同運営するアクセラレーションプログラム「SPORTS TECH TOKYO」の説明会が開催された。同プログラムは、スポーツ分野で優れた技術や事業アイデアを持つスタートアップを世界から募り、メンタリングなどを約1年間の支援するというもの。競技団体、プロリーグ、チームなどの関係者や選手を「スポーツアドバイザリーボード」に迎え、参加するスタートアップに対してネットワーキングやプレゼンテーションの機会も提供するそうだ。

特徴は、1.世界中からスタートアップを募集、2.プログラムは日本と米国で開催、3.国内外のスポーツ関係者とのネットワーキング&プレゼンテーション機会の提供、4.プロダクト・サービスに合わせて実証実験の環境など活性化機会を提供、5.投資を含むさまざまなビジネス機会の提供――となっている。募集期間は日本時間の2019 年1月8日16時59分まで。

米国ではスポーツの産業規模が拡大しており、2016年の時点で50兆円以上と試算されているとのこと。その中で「Sports Tech」関連スタートアップへの投資規模は 2011年から2015年までの4年間で約3倍に拡大している。SPORTS TECH TOKYOは電通が共同運営することもあり、特に日本のスタートアップの活性化を期待できそうだ。

TechCrunch Tokyo 2018では、SPORTS TECH TOKYOのプログラムパートナーを務めるScrum Venturesのジェネラルパートナーである宮田拓弥氏、データビークル代表取締役で日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)アドバイザーでもある西内 啓氏を招き、このアクセラレーションプログラムの概要はもちろん、Sports Techの最新事例をじっくり聞くつもりだ。

TechCrunch Tokyo 2018では現在、一般チケット(4万円)、5人以上の一括申し込みが条件の「団体チケット」(2万円)、創業3年未満(2015年10月以降に創業)のスタートアップ企業に向けた「スタートアップチケット」(1万8000円)、学生向けの「学割チケット」(1万8000円)を販売中だ。

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投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。