アップルが2019年の最優秀アプリとゲームを選出、人気ランキングも公開

アップルは12月3日、毎年恒例のプラットフォーム別のベストアプリとランキングを発表した。今年からは毎月定額でゲームが遊び放題になるApple Arcadeのランキングが加わっている。

Spectreカメラ

AIによって長時間露光の写真を擬似的に作成するカメラアプリ。被写体を5秒程度撮影するだけでOKで、自動車のライトが光の帯のように見える写真や勢いよく流れる滝など、長時間露光ならでは写真を手軽に撮影できる。同アプリはアップル提供の機械学習のフレームワークである「CoreML」を利用することで、A11 Bionicチップ以降が搭載するNeural Engineを活用している。

Sky星を紡ぐ子どもたち

2013年のゲームオブザイヤーに輝いた「風ノ旅ビト」、世界中で高い評価を受けた「Flowery」のスタジオは制作したアドベンチャーゲーム。ゲームにいは7つの地方が用意されており、さまざま冒険を楽しめる。アップデートによって新要素が追加されるなど、長く遊べるゲームとして人気を博した。

Flow by Moleskine

Moleskine(モレスキン)の手帳をiOSで体験できるアプリ。数十種類の用紙タイプ、色、ツールが用意されているほか、第2世代Apple Pencilにも対応している。集中した状態を維持できるに、ドキュメントの幅が無制限になっているのが特徴。スケッチやリスト、絵コンテ、デザイン、手書きのメモ、間取図、レシピ、図表、ジャーナルなどを書き込める。

Hyper Light Drifter

懐かしの16ビットゲームを再現したかのようなグラフィックが特徴の2DアクションアドベンチャーRPG。MFiコントローラに対応しており、ゲームパッドなどでのプレイも可能だ。iPad Proでは、120FPSのなめらかな描画でゲームを楽しめる。

Sayonara Wild Hearts

スウェーデンのゲーム会社が開発したリズムアクションゲーム。オリジナルのサウンドトラックをBGMに、仲間のハートを見つけながら世界の調和を取り戻すのがゲームの目的だ。

Affinity Publisher

雑誌や書籍、パンフレット、ポスター、報告書などのレイアウトを作成できるアプリ。CMYKカラーやPDF/X-1a、PDF/X-3、PDF/X-4などの出力に対応しているので、商業印刷向けのDTPソフトとしても利用できる。ただし、現在のところ縦組みや日本語の禁則処理には非対応。

GRIS


スペインのインディーゲームスタジオが開発したアクションパズルゲーム。ジャンプや2段ジャンプを駆使して、謎解き要素が散りばめられたゲームを進めていく。「Gris」はスペイン語で灰色の意味。iOS版もある(610円)。

また、2019年のゲームとアプリ、ポッドキャストのランキングも公開されている。

■iOS無料ゲームランキング(上位10位)

  1. マリオカート ツアー
  2. ドラゴンクエストウォーク
  3. ナゾトキの時間
  4. Pokémon Masters
  5. Crowd City
  6. Roller Splat!
  7. ホームスケイプ
  8. Happy Glass
  9. Color Bump 3D
  10. Call of Duty: Mobile

■iOS無料アプリランキング(上位10位)

  1. PayPay
  2. Amazonプライム・ビデオ
  3. YouTube Music
  4. SODA
  5. Instagram
  6. Googleマップ
  7. Snapchat
  8. セブン-イレブンアプリ
  9. YouTube
  10. TikTok

■ポッドキャストランキング(上位10位)

  1. 三四郎のオールナイトニッポン / 三四郎のオールナイトニッポン
  2. 「話し方」のハナシ / 高山ゆかり
  3. 朗読の時間 / グリン
  4. 墓場のラジオ / Tocinmash
  5. 3秒英会話Podcast / 英会話講師パンサー戸川
  6. 開運セラピー「生き方のセンス」の磨き方 by ELLE / ELLE Japan
  7. 四畳半スクリーマー / 四畳半スクリーマー
  8. 新・ニッポン昔話 / 新・ニッポン昔話
  9. 歴史を面白く学ぶコテンラジオ (COTEN RADIO ) coten
  10. SHOのしびれない話 / 新日本プロレスリング

投稿者:

TechCrunch Japan

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