アメリカの電機大手GEが画期的な製氷機OpalをIndiegogoのクラウドファンディングでデビュー

氷に関する最近の25年間で最大のイノベーションだ、とGEは主張する。家電部門で冷蔵庫や製氷機も作ってきたGeneral Electric社だから、氷について語る資格は十分にあるだろう。

今回の、Opalと名付けられた新しい製氷機は、ポータブルで、しかも新しい形の氷、ナゲット型の氷を作る。
この、クラウドソースのアイデアに飛びついたGEは、社内インキュベーション企画FirstBuildでOpalを作り、これまで一般大衆が買うことも作ることもできなかった氷を作ることに成功した(Wonder Twinなら、簡単かもしれないが)。

Opalが作るようなアイスナゲットは、Dairy QueensやSonicsなどのファストフード店に前からあるが、よく冷えた氷のナゲットを作れる機械は、高すぎて庶民の手には届かなかった。

下のスライドを見ると、この新型製氷機の仕組みが分かるだろう。

GEはこの製氷機を、ケンタッキー州ルイズヴィルの工場にある高速生産ラインで作った。数か月で完成したプロトタイプ機は、Indiegogoのキャンペーンでローンチし、募金開始から数時間ですでに30万ドルを集めている。

この製氷機は、どんな液体でもナゲットにできる。ベストの使い方は、Makers Markをアイスナゲットにして、それでカクテルを作ること、だそうだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

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TechCrunch Japan

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