インスタの投稿から飲食店を探せる「Tastime」、複数のエンジェル投資家から4050万円を調達

行きたいレストランをグルメサイトやグーグルで探すのはもう古いらしい。Tripboxが手がけるのInstagramの写真から飲食店を検索できるアプリ「Tastime(テイスタイム)」だ。本日、Tripboxは4050万円を第三者割当増資を実施した。引受先はDas Capital、EastVenturesの他、家入一真氏、中川綾太郎氏、佐藤裕介氏、田村淳氏といった個人投資家が参加している。

Tastimeのアプリを開くと、シズル感のあるピザや寿司などの料理の写真一覧が表示される。写真をクリックすると、その料理を提供する店舗の営業時間や連絡先、所在地の地図を確認することができる。エリアやレストランのジャンルを絞って飲食店を探すことも可能だ。

2017年3月にアプリの提供を開始して以来、アプリのダウンロード数は5万5000を超えたとTripboxは説明する。

今回、調達した資金はサービス対象地域の拡大に合わせ、開発やプロモーション、イベント開催に注力するという。具体的には、現在サービスを提供している東京・大阪以外に京都、名古屋、福岡の国内主要都市に加え、ハワイ、韓国、台湾、香港など海外都市にも対象地域を拡大する計画だ。

Tripboxは2016年4月に設立し、2017年4月にはDas Capital、Fablic代表取締役の堀井翔太氏らから1500万円の資金を調達している。

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TechCrunch Japan

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