インターネットの中立に関するFCC案(有料高速レーンを設ける)に一般国民から100万を超える意見書が集まる

連邦通信委員会(Federal Communications Commission, FCC)のインターネットの中立性に関する新しい規則案に対して、一般国民から寄せられた意見の数が100万を突破した。FCCのGigi Sohnによると、今日(米国時間7/17)の東部時間正午までに寄せられた意見書の数は1,030,000である。

この新しい数字が出る21時間前にSohnは、集まった意見の数が90万あまりだ、と述べた。ということは、土壇場になって大きく伸びたのだ。

今週初めにはトラフィックが急増してFCCのWebサイトが一時的にクラッシュし、そのため意見提出の締め切りが金曜日に延ばされ、より多くの人たちが意見を提出できることになった。その間にComcastやNetflixなどの企業も加わったが、圧倒的に多かったのは私人としての個人たちだ。

この、ネットの中立性という問題、中でもとくにFCCの規則案は、多くの公開の場で議論に火をつけた。締め切りまであと一日だが、最終結果が楽しみだ。インターネットの中立性をめぐる意見は、かつてのジャネット・ジャクソンとスーパーボウルをめぐるスキャンダルのときの140万を抜くことはないと思われるが、Sohnによれば、規則案に対するコメントの数としては新記録だ。

問題は、この大量の意見書を前にしてFCCの方針が変わるか、だ。インターネットに有料の〔主に大手コンテンツサイトが金を払う〕高速レーンを設けるという最初の方針が変わるかどうか、市場は緊張して見守ることになるだろう。

画像出典: FLICKR/SEAN MACENTEE; CC BY 2.0のライセンスによる(画像はトリミングした)

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


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TechCrunch Japan

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