イーロン・マスク氏のTeslaブランドのテキーラ「Teslaquila」が約2万6000円で発売

議論を巻き起こしたTesla(テスラ)が経営破綻したという同社CEOであるElon Musk(イーロン・マスク)氏のエイプリルフールのジョークで登場したTeslaブランドの酒、Teslaquila(テスラキーラ)がお目見えした。

同社はいま、Teslaテキーラ(オリジナルのTeslaquilaブランドとは少し異なる)をウェブサイトのリストに載せている。「持続可能な方法で調達しているプレミアムなハイランドアガベとローランドアガベ100%のスモールバッチ」と説明されているこのテキーラは、充電のシンボルをかたどった手吹きガラス瓶に入っている。価格は250ドル(約2万6000円)だ。

セレブがプロデュースしたテキーラはさほど目新しいものではない。俳優のGeorge Clooney(ジョージ・クルーニー)氏が共同で興したテキーラブランドCasamigos(カサミゴス)はDiageo(ディアジオ)に買収され、買収額は10億ドル(約1036億円)だった。Teslaのテキーラは自動車メーカーが販売する初のアルコールかもしれない。同社によると、中身はNosotros Tequila(ノソトロス・テキーラ)が生産しているという。

Teslaのテキーラは2018年4月、頬に乾いた涙の跡が残る意識消失したマスク氏がTesla Model 3に寄りかかり、そして近くに「Teslaquilla」のボトルが転がっているという自身の写真をツイートしたときに初めて登場した。写真の中でマスク氏は「破産」と書かれた段ボールを持っていた。

Teslaは2019年に、米特許商標庁に「Teslaquilla」の商標登録を出願していた。

カテゴリー:モビリティ
タグ:Teslaイーロン・マスク

画像クレジット:Tesla/screenshot

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(翻訳:Mizoguchi

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TechCrunch Japan

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