オリジナルキャストの新「ゴーストバスターズ:アフターライフ」予告編

短いティーザー予告編が公開されてからはや1年。ついにゴースト退治のステーションワゴンであるEcto-1が謎の納屋から姿を現わした。タイトルはこれまで「Ghostbusters 2020」という仮題だったが、「Ghostbusters: Afterlife」(ゴーストバスターズ:アフターライフ)』と正式に決定された。予告編をご覧いただこう。

監督はJason Reitman(ジェイソン・ライトマン)。オリジナルの「ゴーストバスターズ」の監督を務めたアイバン・ライトマンの子息だ。なお、アイバン本人もプロデューサーに名前を連ねている。

今回のAfterlifeは2016年の女性版のリメイクとはまったく別物。リメイクは批評家からは生ぬるい評価を受け、興行成績もぱっとしなかった。オンラインではオリジナルの熱狂的ファンからの怒りの投稿も目立った。

今回の作品はリメイクは無視しており、1984年、1989年に公開されたオリジナルの世界観による続編だ。しかも主要キャストもカムバックしている。ビル・マーレー(作品の終わりの声はマーレー)、ダン・エイクロイド、アーニー・ハドソン、シガニー・ウィーバー、アニー・ポッツも登場する。残念ながらハロルド・ライミスは2014年に亡くなっているが、新作の主役の一人はライミスが演じたイゴン・スパングラーの孫娘という設定だ。コメディアンのリック・モラニスは引退して20年近く経つ。

ポール・ラッドはゴーストトラップとともに頻繁に登場する。ラッドが演じる教師と生徒たちは、「ストレンジャー・シングス」的な奇妙なエネルギーを探る。実際、「ストレンジャー・シングス」でスターになったFinn Wolfhard(フィン・ウォルフハルト)が生徒の一人だ。全編を通してノスタルジックな空気が流れている。

オリジナルから30年、「アフターライフ」が製作されるまでには数々の苦難があったと聞くが、ついに登場だ。公開は来年7月10日の予定。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook

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TechCrunch Japan

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