オンデマンドグローサリーのFood Rocketは15分配達で大手サービスに対抗、西海岸に150店のダークストア開設を目指す

Gorillas(ゴリラス)のようなオンデマンドグローサリースタートアップは現在、欧州に進出しているが、オンデマンドのすべてのものはベイエリアでは平凡であるものの、創業間もないスタートアップは何か新しいことができるかもしれないと考えている。

Food Rocket(フードロケット)はAltaIR Capital、Baring Vostok fund、そしてロシア企業YonderのPhilipp Bashyan(フィリップ・バシアン)氏を含むビジネスエンジェルのAngelsdeckグループから200万ドル(約2億2000万円)を調達したと話す。バシアン氏は投資家、そしてアドバイザーとしてこの輪に加わった。

そう、確かにこの小さなスタートアップはDoorDash、GoPuff、InstaCart、Amazon Freshと競合している。しかしこれには踏み込まないでおこう。

Food Rocketのモバイルアプリを使ってユーザーは10〜15分で配達されるフレッシュな食材や調理済みの料理、日用品などを注文できると同社は話す。このサービスはソーマ、サウスパーク、ミッション・ベイ、ジャパンタウン、ヘイズバレー、その他のエリアで提供される。インフラとして西海岸に「ダークストア」150店を開設したい考えだ。

Food RocketのCEOで共同創業者のVitaly Aleksandrov(ビタリー・アレクサンドロフ)氏は次のように述べた。「このマーケットにおける米国の競争レベルはまだ対処できるものであり、だからこそ我々は基本的なプロダクトや日用品の即配という分野でリーダーになる機会を手にしています。当社はスーパーマーケットの実在店舗に取って代わり、消費者の現在のグローサリーショッピング慣行を変えることを目指しています」。

何と言えばいいだろうか。グッド・ラック?

カテゴリー:ネットサービス
タグ:Food Rocket資金調達オンデマンド配送グローサリー

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(文:Mike Butcher、翻訳:Nariko Mizoguchi

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TechCrunch Japan

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