オープンソースのライセンスをレビューするOpen Source InitiativeにMicrosoftが参加

Microsoftが今日(米国時間9/27)、Open Source Initiative(OSI)にプレミアムスポンサー(Premium Sponsor)として加わることを発表した。1998年に創設されたOSIは、オープンソースに比較的実践的な姿勢で臨み、オープンソースを企業や政府機関などに唱道してきた。OSIは、ベンダー固有になりがちなオープンソースライセンスのレビューも行い、それらが“コミュニティの規範や期待”に沿うよう努めてきた。

プロジェクトの最高位のスポンサーであるプレミアムスポンサーにはGoogle, IGM, HPE, AdblockPlus, GitHub, Heptioなどがおり、それより下位のスポンサーとしてRedHat, The Linux Foundation, Mozilla, HPなどがいる。

MicrosoftのOpen Source Programs OfficeのディレクターJeff McAfferが、今日の
発表声明でこう述べている: “Open Source Initiativeが行う業務は、オープンソースがソフトウェア産業のファーストクラスの一員として進化し成功していくために欠かせない。Microsoftがオープンソースのコミュニティにより広範に、かつより深く関与していく努力の一環としてOpen Source Initiativeの努力を支援できることは、大きな喜びである”。

MicrosoftがOSIと協働するようになってから、今年で2年になる。また2005年と2007年には、Microsoft Community LicenseとMicrosoft Permission Licenseをそれぞれ、同団体に提出している。Microsoft自身のオープンソースプロジェクトのポートフォリオが近年きわめて大きくなっていることも、周知の事実だ。

しかしオープンソースとフリーソフトウェアのコミュニティには、Microsoftの真意に関する疑念もある。Microsoftの前CEO Steve BallmerがかつてLinuxを癌と呼んだ言葉も、オープンソース世界の集団的無意識の中で今だに反響している。Microsoftもそれは十分に承知だが、でも最近のアクションを見るかぎり、オープンソースのコミュニティの一員になるための正しいマナーが徐々にわかってきたようだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

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TechCrunch Japan

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