キュレーションアプリ提供のグノシー、東証一部へ市場変更を発表

ニュースのキュレーションサービスを提供するGunosy(グノシー)は、12月21日付けで東証一部へ市場変更することを発表した。

Gunosyは2012年11月設立。キュレーションサービス「グノシー」や自動で選定したニュースや情報を届ける「ニュースパス」などのサービスを展開している。マザーズに上場したのは創業からおよそ2年半の2015年4月だ。

Gunosyはその後も順調にユーザーを獲得し、収益の柱となる広告事業も伸びているようだ。2017年7月時点で「グノシー」のダウンロードは2000万を超え、2017年10月には「ニュースパス」も400万ダウンロードを超えた。

広告事業では、読者の興味関心に合わせたターケティング型広告「Gunosy Ads」と外部のパートナーメディアへ広告配信を行うアドネットワーク「Gunosy Ad Network」を提供している。2018年5月期の第1四半期説明資料によると、2018年5月期の売上高は24.1億円(前四半期比14%増)で、8四半期連続の増収となる。

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TechCrunch Japan

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