ギフトガイド:旅行向け携行グッズ10選

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今年は出張の多い年だった、実際これまでで一番多かった。それは楽しみと苦しみの両面を伴った。その状況を与えてくれたTechCrunchには感謝したい。実際のところ、この記事を書いている場合ではなく、おそらくアジアに向かうために荷造りを始めなければならないのだが、読者のために調べることにしよう。

普通のトラベルガイドとホリデーギフトガイドを書くのではなく、それらを1つにまとめることにした。なぜなら効率性こそが、読者の時間を最大に活用させるための鍵だからだ。技術は、荷造のプロセスを合理化し、旅行を最大限に活用する上で重要な役割を果たすことができる。

もちろん、全ての場合と同様に、過剰な技術は悪いものになるかもしれない。私は、自分自身があまりにも多くのガジェットを詰め込んでいることや、持ち込み手荷物の中で絡み合うケーブルが、事態を悪化させていることを知っている。

以下に紹介するのは、旅行から最大の苦痛のいくつかを取り除くためにデザインされたガジェット、アクセサリーなどだ。一泊でもそれ以上でも読者の旅行を便利にしてくれるだろう。

Amazon Kindle Oasis

オーケー、おそらくここにKindleを含めるのは少々インチキかもしれない。しかし電子書籍リーダーほど私の旅をより良いものにしてくれるデバイスもない。そしてOasisは現在入手できる最善のものなのだ。私が機内持ち込み手荷物の中に、ペーパーバックを何冊も詰め込んでいたのはそれほど遠い昔ではない。私は時々本物の本の手触りを恋しく思うことがあるが、しかし旅行をする際には、数千冊の書籍を座席の背ポケットに詰め込むことのできる能力に代えられるものはない。

価格: 249〜279ドル
入手先: Amazon


Anker 40W 4ポートUSBウォールチャージャ

近代的なホテルの多くは、USBポートについて改善されている。私は最近、iPhoneを充電できる場所が各部屋についているLAのホテルに滞在していた。しかし、それはまだ危険な賭けだ。特に知らない街へ出張するときには。それに、個人のデバイスを正体のわからないポートに差し込むことを避けられるなら、ますます良いことだ。

数年前から私は別途購入したミニタップ兼USBハブを使って来たが、Ankerの40W 4-Port USBウォールチャージャーはそれよりもはるかにコンパクトなソリューションだ。壁に直接4つのUSBポートを設置することができる。何より素晴らしいのは、他の全てのAnker製品のように、それはとても安価だ。

価格: 26ドル
入手先: Amazon


BUBMケーブルバッグ

私は何年もの間、ガジェットのブログ内で本当に数多くのケーブルオーガナイザーを試してきた。それを使うことでやっと、私の旅行カバンがインディアナジョーンズのヘビの穴になるのを防ぐことができる。結局のところ、それらは最終的には同じ種類のジレンマで悩むことになった。様々なガジェットを詰め込むための沢山のポケットを持つか、よりコンパクトなものを選んでカバンの中に余裕をもたせるかだ。

結局のところ、私は後者の方向に向かう傾向がある。特に機内持ち込み手荷物となると、スペースを空けることができるものが基本的には何でも望ましい。最近私は、BUBMのこれを見つけた。それはしゃれた外観で、その折りたたみデザインによって貴重なバッグの中の空間をより広く使うことができる。

価格:12ドル
入手先: Amazon


Calmサブスクリプション

これは確かに奇妙な選択だ。確かに旅行専門のアプリは、世間に沢山存在しているが、旅のストレスを和らげる役に立つという観点から見た場合には、Calmアプリは手始めとしては良いものだ。これは実はとても心配性の旅行者から届いたものだ。恐れるべきは飛行の部分ではない、その部分は大丈夫だ。問題はその他の全てなのだ。空港に向かうことから、長蛇の列、3ドルの空港の水、そしてたまに遭遇する両側を挟まれた座席に至るまで。

私は熱心な瞑想者ではないが、スマートフォン上でマインドフルネスを追求するために、それこそ沢山のアプリを試した。その結果Calmがすば抜けて私好みだったのだ。ガイドされる瞑想セッションは素晴らしく、より自由度の高いものも同様に素晴らしいのだ。知らない都市のホテルの部屋で目を覚ました後に、気持ちを整えるための素晴らしい手段も与えてくれる。

1年間のサブスクリプションは60ドルだが、心の平安のためには安い買い物だ。

価格: 60ドル
入手先: Calm


Harman KardonのTravelerスピーカー

この品物は、間違いなく他のものに比べて贅沢なものに感じられるが、小さなBluetoothスピーカーがどれほどホテルでの滞在生活を改善してくれるかを過小評価してはならない。大多数のラップトップの組み込みスピーカーは酷いものが多いため、たとえ中級のBluetoothスピーカーでも改善効果は大きい。

Harman KardonのTravelerは、十分な機能を備えている上に、手荷物に対してそれほど嵩張ったり重かったりすることもない。また、テレカンファレンス(遠隔会議)のためのマイクも内蔵されている(出張者のためには有り難いボーナスだ)。またデバイスを充電するための電池としても利用可能だ。2500mAhのバッテリーはそれほど大きくはないが、移動中の場合には、小さな一滴でも有り難いものだ。

価格: 150ドル
入手先: Harman Kardon


HyperDrive USB-C Hub Attach

私はたくさんのガジェットを持って旅行する。それが私の仕事のようなものだ。このように、充電ポートが不足していることが、常に一貫したテーマであるという事実は間違いない。HyperDrive USB-C Hub Attachは、Twelve Southを象徴するPlugBugを使ってMacbookの充電アダプタに直接複数のUSBポートを追加する巧みな仕掛けだ。3番目のUSB-Cポートはデータ転送に利用することも可能だ。より大きいバージョンを50ドルで買うことができる、これはTwelveSouthの価格と同じだ。
価格: 50ドル
入手先: HYPER


Luna Display

私が先月書いたように、Luna Displayは万人向けのものではない。しかしそれを必要とする人にとっては、まさしく救命用具となるだろう。この親指の先サイズの80ドルのデバイスをMacBookに差し込めば、近くのiPadにWi-Fiを通して接続し、タブレットを第2画面として使えるようになる。

私は移動中でも自宅でも、これを使っていることがしばしばである。仕事中は完全にモニターに依存するようになってしまった。現在はコーヒーショップのテーブルの上にラップトップとタブレットの両方を広げる奴になってしまっている。記事を執筆中に、RSSフィードを同時に眺めることができることには大きな価値がある。

価格: 80ドル
入手先: Luna


RAVPowerワイヤレスポータブル充電器

最近のバッテリは安いものだが、RevPowerはその中でも最も巧みなものを作っている。それらの中から絞り込むことは難しいが、これはQiチャージパッドを内蔵するという点で私のリストに残ったものだ。これを使えば互換性のある機器をこのデバイスの上に置くことで充電することができる。

いくつかの航空会社と空港では、バッグに入れることができるバッテリーのサイズが制限されているので、もし贈ろうと思っている相手が例えば中国へ頻繁に行くような人の場合には、制限についてよく調べること。まあ多くの場合この10400mAhのバッテリーは問題ないのだが。

価格: 50ドル
入手先: Amazon


Timbuk2 Never Check拡張可能バックパック

私はいつでももうバックパックからは卒業したいと考えていたが、2000年になった最初の10年の間に少々メッセンジャーバッグに浮気した位で、ずっとバックパックを使い続けてきた。もちろんどの2つも同じではなく、もし知り合いに頻繁に旅行をする人がいるならば、信頼できるバックパックは世界中で役に立つだろう。

Timbuk2は真に素晴らしいバッグを作った。Never Checkは確かにその要件を満たしている。一泊の旅行に必要な衣類、靴、その他のものを収納する余裕がありながら、頭上の収納場所や前席の下に入れることができるほどの小ささを実現しているのだ。

価格: 200ドル
入手先: Timbuk2


Twelve South AirFly

本当にそれに直面するまで本当には理解できない旅の懸念がある。Bluetoothイヤフォンは好きだろうか?素晴らしい。しかしもし飛行機の中で映画の音声も聞けたら素晴らしい。Twelve Southは、その無限の知恵を使って、ヘッドフォンジャックに差し込むことのできる小さなワイヤレストランスミッターをデザインした。これを使えば飛行機のエンターテイメントシステムを自分のワイヤレスヘッドフォンで楽しむことができる。それはまた、テレビやホテルのジムでも便利に使うことができる。

ここで最大の欠点は価格設定だ。30ドルという価格はそれほど高いもののようには思えないが、現在有線のヘッドフォンはとても安価に購入できるのだ。

価格: 30ドル
入手先: Amazon

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(翻訳:sako)

投稿者:

TechCrunch Japan

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