クアルコムがSnapdragonを搭載したWindowsアプリ開発支援キットを販売開始、価格約2万5000円

クアルコムは、Snapdragon搭載Windows PC向けアプリ開発をサポートする「Snapdragon Developer Kit」の販売をMicrosoft Storeで開始しました。価格は219ドル(約2万5000円)です。

「Snapdragon Developer Kit」は、ソフトウェア・アプリケーションベンダーがSnapdragon搭載Windows PC 向けソリューションを試験・検証出来る小型デバイスです。

エントリー向けのSnapdragon 7cを搭載しており、Windows 10で出荷されますが、Windows 11へのアップグレード要件に対応しています。

クアルコムは2018年にPC向けのSnapdragonを発表。その後、アップルがAppleシリコン(M1チップ)をMac向けに搭載したことで、PC向けのよりハイエンドなArmベースのSoCへの期待が高まっています。

なお、クアルコムは2023年をめどに、Appleシリコン対抗となるハイエンドPC向けSnapdragonを投入する計画を公表しています。

あわせて、Snapdrgaon搭載Windows PCに最適化されたZoomアプリの提供が予定されていることも発表されました。

クアルコムがSnapdragonを搭載したWindowsアプリ開発支援キットを販売開始、価格約2万5000円クアルコムがSnapdragonを搭載したWindowsアプリ開発支援キットを販売開始、価格約2万5000円

(Source:Microsoft StoreクアルコムEngadget日本版より転載)

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TechCrunch Japan

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