クロスビット、シフト管理SaaS「らくしふ」内から特定曜日・時間帯の人材募集を直接かけられる新サービス「らくしふワーク」開始

シフト管理SaaS「らくしふ」運営のクロスビットが事業拡大を目的に2億円調達

シフト管理SaaS「らくしふ」運営のクロスビットは11月22日、シフト管理システムから特定の曜日と時間帯の人材募集を直接かけることができる新サービス「らくしふワーク」を開始したと発表した。これにより、シフト管理システムからワンストップで、費用や工数をかけることなくシフトが埋まりにくい曜日や時間帯の人材募集が可能になる。企業向けURL候補者向けURLが用意されている。

らくしふは、LINEを用いて「シフト管理の効率化」と「従業員の最適配置」で利益を最大化するというシフト管理ツール。2017年8月から提供開始。導入店舗数は1万2000店舗以上を突破している(2021年11月18日時点)。

らくしふワークは、業界初のシフトベース採用に特化したサービスで、曜日や時間帯などを細かく設定した採用募集が可能。らくしふ導入済み企業は、らくしふワークのアカウントをらくしふにおいて設定することで利用できるようになる。

システムで可視化された定常的な人員不足の枠を基に募集開始できるため、従業員採用後に希望の曜日・時間帯と合わなかったなどシフトのミスマッチを解消可能。応募・面接を経て、採用となった場合のみ1名あたり7700円(税込)の採用決定報酬が発生し、そのまま継続勤務となれば適正な人材獲得につながり採用の効率化やコスト削減も実現できる。

また非正規雇用・パート・アルバイトなどの被雇用者側は、常に空いているスキマ時間に合致するような長期で働ける企業を見つけられるとしている。自身の希望シフトで収入向上が図れるという。LINEのみでシフト提出・勤務予定などを管理できる(DX化が進んでいる働きやすい職場を探せる)ほか、複数の勤務先のシフトをらくしふで管理可能になる点もメリットとして挙げている。

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TechCrunch Japan

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