コメディアンのデーヴ・シャペル、ITスタートアップと組んで公演にスマホ禁止ゾーンを設定

16724148671_248eae73ce_o

コメディアンのデイヴ・シャペルは、自分のショウを録画されたり、インターネットでネタがシェアされたりすることにうんざりしたようだ。最近シャペルは、テク系スタートアップのYondrに声をかけた。同社は携帯電話を使えなくするケースを作っていて、シカゴのタリアホールで彼が演じる間、聴衆がもっとステージに集中するのに役立てようと考えている。

シャペルのタリアホールでの13回のチケット完売公演では、観衆は入場前に携帯電話をYondrのスマートフォンケースに入れなくてはならなくなる、とThe Hollywood Reporterは伝えている。スマートフォンは携帯電話禁止ゾーンに入るとロックされ、ゾーンはシャペルが演じるステージ近くに設定されるものと思われる。

yondr

「話はすぐに決まった」とYonrdのファウンダー、Graham Dugoniが同誌に語った。彼はさらに「シャペルにもどのコメディアンにとっても、ショウがスマホフリーになることは非常に大きい」と言った。

コメディアンのハンニバル・ブレスもYondrの技術を自分のショウで使ったことがある。Yondrに提携に関する詳細を質問しているので、情報が入り次第記事を更新する予定だ。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。