コーディング練習をゲームに変えたCodeFightが、240万ドルを調達

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プログラミングスキルの練習をゲームに変えたスタートアップ、CodeFightsが、240万ドルのシード資金を調達した。開発者が「コードバトル」に参加して、時計または直接相手と戦うリアルタイム・ソーシャルゲームだ。このサイトは公開されてから6ヵ月ほどしかたっていないか、既に7万人のユーザーが参加して150万問のチャレンジに解答している、と共同ファウンダーのTigran Sloyanは言う。

彼いわく、サイトはデビュー以来毎月30~40%伸びている。

今回のラウンドに参加した投資家は、Felicis Ventures (Aydin Senkut), Sutter Hill Ventures (Mike Speiser), Adam D’Angelo (Facebook co-founder/Quora CEO), Auren Hoffman (LiveRamp CEO), Tom Fallows (Google Shopping Express founder/Uber), Raffi Krikorian (Twitter VP of Eng/Uber) 等。

アルメニア出身でMIT卒業生のSloyanによると、このスタートアップのアイデアは、彼と共同ファウンダーのAram Shatakhtsyanが、国際数学オリンピックや、国際情報オリンピック等、数学あるいはコーディングの国際競技会に参加した体験から生まれた。

Sloyanは、同サイトのコンセプトを自身の修士論文テーマとしても提案したが、結局論文を書く前にシリコンバレーのOracle、Google、あるいはGoogle Venutureが支援するスタートアップ、Premise等の会社で働くこととなった。

しかし、そのアイデアは忘れなかった、と彼は言う。

「キャンデーを並べ替えたり、鳥を撃ったりするようなくだらないスキルに挑戦する代わりに、実際に誰かのプログラミングや数学のスキルに挑戦するのです」とSloyanは語る。「これをプレイしていると時間を無駄にしていると感じません ― 終った時に新しい何かを学んでいるからです」。

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サイト開始当初は、JavaScriptのチャレンジだけだったが、それ以来Java、C++、およびPythonへとサポート範囲を拡大した。プログラマーたちは、デバッギング・チャレンジに競って解答して、成功すればレベルアップやバッジを獲得できる。

最初のチャレンジは短い ― わずか数分で解ける。しかしラウンドを重ねるごとにゲームは難しくなりプレーヤーに与えられる時間も長くなる。サイトに行くとプレーヤーは時計と戦うか、自動マッチングシステムが選んだ同じくオンラインで戦おうとする相手と、1対1で争うかを選択できる。

今のマッチングシステムはごく単純なものだが、将来参加者が増えたときにはスキルレベルに応じた人々をマッチさせる計画だとSloyanは言った。

現在サイトには1500種類以上のチャレンジがあり、Sloyanによるとレベル100に到達したプログラマーも何人かいるという。

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今回のシード資金を使って、コンテンツの幅を広げてさらに多くのデベロッパーにアピールすると共に、チャレンジの種類も増やす計画だ。Sloyanは、エンジニア向けにデータベースのチャレンジや、CSSコードの間違いを見つけるチャレンジ等も加えたいと言っている。

また、現在は比較的高度なプログラマーをターゲットにしているが、例えば初心者が自分のスキルを高めるための簡単なゲームを提供することで、サイトをビギナーの学習用にも使えるはずだとSloyanは考えている。

スタートアップの共同ファウンダーには、元GoogleのFelix Desrochesも名を連ねており、現在社員募集中だ。しかし応募者候補の楽しみな基盤が既にあった。「コミュニティーの中から探そうと考えています」とSloyanは言う。「私たちの商品を愛してくれる人を雇うのがいちばんですから」。


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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

投稿者:

TechCrunch Japan

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