サンフランシスコの子ども科学博物館Exploratoriumが次々とiPadアプリをローンチ

The Exploratorium(エクスプロラトリウム, 体験学習型科学博物館)は、サンフランシスコで科学を学ぶ場所として最高だ。とくに、子どもたちにとっては。この施設は、今日リリースしたSound Uncoveredをはじめ、さまざまなiPadアプリによって、来館者以外にもオーディエンスを広げようとしている。

その名が示すように、Sound Uncoveredは音や聴覚の仕組みを説明している。同館の最初のアプリColor Uncoveredと同じく、主題(音、聴覚)に関する概念を12の体験を通じて学ぶ、という構成だ。その一部は館内の展示にもあるし、またアプリ独自の新しいものもある。ところで、最初のアプリの主題が視覚、今回が聴覚だから、今後の続編が何々か、理科の勉強を忘れた大人にも分かるよね。

アプリの制作助監督Rob Semperが本誌TechCrunchのスタジオに来て、アプリのデモをしてくれた。このビデオからどれだけの科学知識を拾えるか、それは人さまざまだと思うけど、でもアプリの概要は分かるだろう。Exploratoriumの展示がすべてそうであるように、このアプリも対話性が最大の魅力だ。アプリの各部分が、ゲームや遊びのように構成されている(たとえば円形のキーボードからいちばん高い音を見つける)。そしてその遊びがおもしろかったら、その体験の背後にある科学知識をテキストで読める。

アプリは無料で、ここからダウンロードできる。このアプリのローンチの2か月後には、Exploratoriumは第15埠頭と17埠頭に建てた新しい建物へ引っ越しする。その開館は4月17日だ

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

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TechCrunch Japan

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