サンフランシスコ49ersの新ホームスタジアムにはテックな仕掛けが満載

サンフランシスコ49ersは、最初のプレシーズンマッチを8月17日に行うことになっている。昨シーズンはレギュラーシーズンを12勝4敗で終え、そしてNFCチャンピオンシップゲームにも出場を果たした。今年はさらなる好成績を望んで期待しているファンも多いことだろう。さらに新しいホームスタジアムを体験してみたいと、わくわくしている人も大勢いるに違いない。

新たなスタジアムとはLevi’s Stadiumのことだ。オープン記念イベントが行われたばかりの美しいスタジアムだ。常設シートが68,500席で、スーパーボウルなどの際には75,000席を用意することができる。フィールドの両側には巨大スクリーンが設置されており、あわせて19,200スクエアフィートの表示サイズとなる。

もちろんこのあたりのスペックは最新競技場としては当然のものと言えるだろう。Levi’s Stadiumで最も注目されているのは、テクノロジー関連の設備だ。

スタジアムにはWiFiが備えられており、1000ものアクセスポイントが用意される。速度は40 Gbpsとなっている。これまでの最高にくらべても40倍のキャパシティを持つことになる。

またスタジアム用のアプリケーションもあり、いろいろなカメラアングルでのリプレイ画像を、モバイルデバイスで簡単に見ることができる。アプリケーションは電子チケットとしても機能し、座席から離れずに食べ物屋飲み物をオーダーするのにも利用することができる。

シリコンバレーの住人が望みそうなことをことごとく実現したスタジアムと言えるのかもしれない。上の紹介ビデオもぜひチェックしてみてほしい。

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(翻訳:Maeda, H


投稿者:

TechCrunch Japan

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