スペイン語の曲‘Despacito’が最多視聴の王座を短期間で奪い、YouTubeプラットホームのグローバル化を象徴

Luis Fonsiの“Despacito ft. Daddy Yankee”は、これまででもっとも多くストリーミングされた曲であるだけでなく、YouTubeの最多視聴記録を更新して、視聴数30億回を超えた。

これまでのトップWiz Khalifaの“See You Again”は、わずか3週間で王座を追われた。しかし短期間で最上位に登りつめたDespacitoは、もっと長い王位を享受するのではないだろうか。

このスペイン語の音楽ビデオは、誰もが驚くビュー数に、7か月弱で達した。Wiz Khalifaの曲は、Psyの“Gangnam Style”を追い抜くまでに26か月あまりを要している。Despacitoはリリースが1月12日だったから、これまでの一日の平均視聴数は1500万弱、毎秒170回だ。Justin Bieberが登場するリミックスバージョンは、5億近くのビューを稼いでいる。

スペイン語のビデオが過去最高のビューを稼いだことは、YouTubeがいよいよますますグローバルになっていることを示す。YouTubeのこの夏の発表によると、現在の月間ログインユーザーは15億以上、モバイルビデオの一日あたり平均視聴時間は1時間だ。

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。