スマホで色変化をチラ見せして入場、TechCrunch Tokyoで「ColorSync」を使います!

以前「QRコードはもう古い!」と書いたら、ビミョーにネット上で怒られたのだけど、QRコードが古臭く感じられるほど斬新なアイデアに基づく電子チケッティングシステム、「ColorSync」をTechCrunch Tokyo 2014の入場時のチケットチェックで使うことにしたのでお知らせしたい。参加予定の人は事前にPeatixのアプリをダウンロードしておいてほしい(Google Play / App Store

ColorSyncの仕組みはコロンブスの卵っぽいナルホド感がある。ご存じない方は以下の動画をみてみてほしい。

動作原理は単純だ。イベント主催者側が用意したタブレットやスマフォなどの端末と、会場に入場する人々が手にしているスマフォに表示される色が、すべて1秒程度で同期しながら変化する。色は赤→青→緑→灰色などとランダムに変化するが、全ての端末がサーバにぶら下がる形となっていて、同じタイミングで同じ色を表示する。同一イベントなら色の変化は同期しているので、カラフルに変化する色の波間にある「仲間はずれ」(チケットを買ってない人)は、人間が見れば一瞬で分かる。

11月18日、19日のTechCrunch Tokyo 2014には1000人以上の人が来るイベントになる。朝の入場時にはどっと人が来るので、QRコードを使うにしろ、身分証明書の提示にせよ、行列ができることになる。あまりに一時に入場が集中すると大変なわけだが、ColorSyncだと人が流れる早さで入場が可能なはずだ。

可能な「はず」というのは、実はまだColorSyncに1000人を超える規模での実績がないからだ。もしColorSyncが期待の動作をしなかったら……と考えて、やっぱりQRコードにしようかという話を内部的はしたりもしたのだけど、TechCrunchが新しいものに懐疑的なんて何かおかしいだろうということで、「やろうよ」で押し切ってみた。まあ、バックアップとして名前を名乗ってもらえればリストと照合してチェックインはできるラインも複数用意するので問題はないと思う。

ご来場予定の皆さん、是非、朝の「色の川の流れ」を楽しみにしてください!

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投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。