スマートフォンの充電ができるXOO Belt。デザインは英国メジャーブランドのCasely-Hayford

「付けていることを忘れてしまいそう」なストレージデバイス(MiniDrive)を提供している、ハードウェアスタートアップのNiftyが、新しいプロダクトを送り込んできた。有名ブランドがデザインしたベルトで、スマートフォンを充電することができるのだ。

現在、5万ドルを目標とするIndieGoGoキャンペーンを展開中で、2100mAhの放電容量をもち、iPhone 6をフル充電することができる。

ベルトの内部には大容量フレキシブルバッテリーが内蔵されている。外見はといえば、本革製で高級感溢れるバックルを装着した仕上がりとなっている。長さ調整はラチェット式だ。全体的にみれば、ユニセックスなデザインとなっている。

ベルト裏面に隠された充電ケーブルは、iPhoneでもAndroidでも利用することができる。磁石を利用してベルト裏の所定の位置に配置されている。簡単に取り出して充電作業を開始できるし、完了すれば直ちにベルト裏にしまい込むことができるようになっている。

このベルトの製作にあたり、Niftyは英国のファッションテイラーであるCasely-Hayfordと提携して作業を行なっている。

Casely-Hayfordを運営するJoe Casely-Hayfordは英国男性ファッションの歴史に深く関与して成長してきた。Saint Martinsを卒業し、自らの名を冠したブランドを運営しつつ、ClashやU2のファッションを担当したりもした。ブランドは世界的にも展開しており、パリ、東京、およびロンドンなどでファッションショーを開催している。またサヴィル・ローNo.1テーラーであるギーブス&ホークス(Gieves & Hawkes)のクリエイティブ・ディレクターを務めて、老舗ブランドに新たな息吹を吹き込んだりもしている。

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(翻訳:Maeda, H


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TechCrunch Japan

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