セレブがTwitterの新しい写真と動画編集ツールを検証中

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Twitterはユーザーに写真と動画で創造性を発揮できるツールを提供する予定のようだ。Taylor Swift、Pharrell Williamsや他のスターが投稿した無数の写真からそのことが分かる。彼らは、まだ一般公開されていないTwitterの編集ツールにアクセスがあるようで、それを使って週末に開催されたMTVのVideo Music Awardsの様子を投稿している。

TwitterのEntertainment Talentのディレクターを務めるLara Cohenは、投稿された写真を取り上げ、セレブがTwitterの新しいツールを使っていることを暗に示している(認めていると言ってもよさそうだ)。これがスタンドアローンのアプリなのか既存のTwitterモバイルアプリの写真と動画機能を拡張したものなのかは定かではない。現在のTwitterの写真機能はフィルターの追加と切り取り機能に限定されている。また、Twitterがモバイルアプリにネイティブの 動画撮影機能を搭載したのは今年に入ってからだが、近い内にスタンプ、落書き、テキストなどを写真や短い動画クリップに載せることが可能になるようだ。

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訳:@taylorswift13が新しい写真ツールを使っています。

(Cohanのツイートに含まれている@jinenは、TwitterのプロダクトマネージャーであるJinen Kamdarのアカウントだ。何かが開発された、あるいは開発中なことが窺える。)

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訳:新しい写真機能とスタンプを使っている女王@taylorswift13!

訳:新しいカメラを使っているね。

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訳:大好きな@BigSean、私たちの新しいカメラツールを使ってくれてありがとう。

結局Twitterは何を作っているのか?

Taylor Swift自身が作成したり、他のスターと作成した動画や写真をいくつかここに紹介する。

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Twitterはほとんどのクライアントアプリから、どのアプリから投稿されたツイートかが分かるメタデータを排除した。(何か詮索するには便利な機能だった。)ただ、TweetDeckではまだ見ることができる。興味深いことにTaylor Swiftの動画ツイートは、クライアントアプリから投稿されたものではないようだ。(スクリーンショットはこちら)。つまり、これらは新しいアプリから投稿したものなのかもしれない。多分ね。

いずれにしろ、Twitterは写真と動画機能に注力しているようだ。ユーザーが絵文字やスタンプが好きなのは知っているし、それらをカメラ機能に付けることで、エンゲージメントを向上させたり、ユーザーが他の写真アプリやInstagramやFacebookといったSNSではなく、Twitterに写真を投稿することを促すことができるだろう。特にInstagramは人気アプリに成長した。アクティブユーザーは3億人となり、Facebookが保有するこの写真共有アプリはTwitterを超えた。Instagramはポートレートや横長の写真が投稿できるようになったが、スタンプやテキストを写真に載せる機能はない。

Twitterに、Taylor Swiftや他の有名人が使用している機能の詳細とそれらが一般ユーザーにも提供される時期について問い合わせている。同社から連絡があり次第、お伝えしたい。

Twitterの次のアプリにはスタンドアローン版のダイレクトメッセージアプリとかどうだろう?

情報提供:@AnthonyQuintano

[原文へ]

(翻訳:Nozomi Okuma /Website/ twitter

投稿者:

TechCrunch Japan

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