ソフトバンク、CEO辞任で揺れるUberへの投資を断念か

つい先週にライドシェアリング大手のUberへの投資が噂されていたソフトバンク。しかし、米CNBCが報じたところによれば、ソフトバンクはUberへの投資を断念したようだ。

米国時間の7月25日に公開された米Wall Street Journalの記事によれば、ソフトバンクからUberへの投資は「数十億ドル」規模のものではないかとされていた。

前CEOトラビス・カラニック氏の退陣など、波瀾のさなかに立つUber。同社の先行き不安が広がるなか、ソフトバンクがUberの既存株主から株式を買い取ろうとしていると米Bloombergが報じたのは7月中旬のことだった。

ソフトバンクがUberへの投資を取りやめた理由は、現時点でまだ明らかになっていない。

近年、ソフトバンクはライドシェアリング業界に熱烈なラブコールを送っていた。同社は2014年10月にインドのOlaに2億1000万ドルを出資しているだけでなく、かつては中国のライドシェアリング市場における覇権をUberと競い合ったDidi Chuxingの株式も取得済みだ。

Didi Chunxingはその後、Uberの中国事業を買収している

また、つい先日の7月25日には、そのDidi Chunxingとソフトバンクが共同で「東南アジアのUber」とも呼ばれるGrabに20億ドルを出資したと報じられたばかりだった。

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TechCrunch Japan

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