テスラのCybertruckの予約台数が14.6万台に到達

Tesla(テスラ)は同社のCEOであるElon Musk(イーロン・マスク)氏が未来的なデザインの電動ピックアップを発表したわずか2日後に、14万6000件のCybertrackの予約と1460万ドルのデポジットを獲得した。

予約には100ドル(約1万1000円)の払い戻し可能なデポジットが必要だ。これらのデポジットのうち何件が、3万9900ドルから6万9900ドル(約430万円〜760万円)の価格が設定されている、このピックアップの実際の注文に変わるのかを予測するのは不可能だ。そして今後2年間は、多くの憶測が飛び交うだろう。なおテスラによると、3モーター仕様の車両の生産は2022年後半に開始される見込みだ。

マスク氏は米国時間11月23日の土曜日に、これまでに14万6000件のCybertruckの注文があったとツイートした。このうち41%が最も高価な3モーター仕様のもので、42%がデュアルモーター仕様車を選んだ。残りの17%は最も安いシングルモーター仕様だ。

マスク氏が米国カリフォルニア州ホーソンにあるTesla Design Centerで劇的な形で発表したのが、テスタの電動ピックアップトラックであるCybertruckだ。これについては賛否さまざまな意見があり、Teslaファンでさえ称賛する人もいれば、マスク氏がもう少し一般的なものを作ってくれたらと願う人もいた。

車体は冷間圧延ステンレス製で、1回のデモで割れてしまった防弾ガラスと、アダプティブ・エアサスペンションを備えている。

テスラは3種類のCybertruckを提供すると発表した。価格は3万9900ドル(約430万円)で牽引能力は7,500ポンド(約3.4トン)、航続距離は250マイル(約400km)以上。中間モデルはデュアルモーターの全輪駆動で、牽引能力は1万ポンド(約4.5トン)以上、1回の充電で300マイル(約480km)以上走行できる。デュアルモーターのAWDモデルの価格は4万9900ドル(約540万円)だ。

3つ目のバージョンは、3個の電気モーターと全輪駆動、1万4000ポンド(約6.4トン)の牽引能力、500マイル(約800km)以上の航続距離を誇る。「トリ・モーター」(3モーター)と呼ばれるこのバージョンの価格は6万9900ドル(約760万円)だ。

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(翻訳:塚本直樹 Twitter

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TechCrunch Japan

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