テレビで見た芸能人の衣装が買える、ファッションメディア「アイマニ」が資金調達

imanee_img2

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テレビで見た芸能人の衣装が買えるファッションメディア「imanee(アイマニ)」を運営するニューワールドが12日、サイバーエージェント・ベンチャーズ(CAV)を引受先として、1000万円の資金調達を実施したことを明かした。

アイマニは芸能人や番組名、ブランド名、アイテム名で気になるアイテムを検索し、提携先のECサイトで購入できるメディア。例えば、石原さとみがドラマで着てるワンピースが欲しい。そんなときにアイマニで検索すれば、その場で即買えるというわけだ。

衣装情報は、提携する30社以上のアパレル企業からオンエア前に入手し、オンエア後にいち早く掲載。提携先以外のアパレル企業の衣装については、番組のエンドロールに一瞬だけ流れる衣装協力をもとに、人力で探しているのだとか。

ニューワールドの井手康博社長

ニューワールドの井手康博社長

ニューワールドは2013年11月、アイマニの前身となる「ガイダー」を公開。同社の井手康博社長によれば、その頃は録画したテレビのエンドロールを一時停止し、ネットで衣装を検索していたという。現在は2300点の衣装情報を掲載し、そのうち8割は、アパレル企業から事前提供してもらっている。

アイマニのアプリをリリースした2014年11月時点での月間PVは4万、ユーザー数は7万超。今年3月にはPC版をリリースした。今回調達した資金ではユーザーのヒアリングを繰り返し、グロースハックを強化するほか、マーケティングにも注力していく。

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TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。