データベースバックエンドのデータフローAPIをリアクティブプログラミングでサポートするEspresso Logicが$1.6Mを調達

BaaS(backend as a service)のベンダEspresso Logicが今日(米国時間11/7)、シード資金として160万ドルを調達した。同社が提供するバックエンドサービスはデータベース専門で、Webやモバイルのアプリケーションを外部データベース(MySQL、Oracle Server、Microsoft SQL Serverなど)に接続する。今回の投資ラウンドを仕切ったのはInventus Capital、これに、SquareのリードプロダクトエンジニアでGoogleのAdSenseの開発にも加わったGokul Rajaramなどの、エンジェル投資家たちが参加した。

同社のサービスはリアクティブプログラミング(reactive programming)を駆使して企業のITのためにビジネスロジックを作り、それをアプリケーションのデベロッパがJSONに変換、APIからアクセスできるようにする。このプログラミングモデルは、それまでプログラマがコード中に書いていた依存性の管理を、コンピュータにやらせる。リアクティブプログラミングは新しい概念ではないが、フロントエンドのアプリケーションを迅速に書ける方法として一種の流行になり、FacebookやNetflixなども使っている。しかしバックエンドにおいては、リアクティブプログラミングはまだ幼児期である。

CEO Paul Singhは今日行った電話インタビューで、リアクティブプログラミングはスプレッドシートの動作に似ている、と言った。たとえばスプレッドシートの[合計]の欄は、データが変われば自動的に変わり、スプレッドシート全体を書き変える必要はない。これと似てリアクティブプログラミングでは、公式がデータのフローを管理し、必要な変更事項を伝える。その過程をプログラムとして書くプログラマは、合計を計算するコードを書いて、このデータ項目への依存性(ディペンデンシー)も管理する。スプレッドシートが、刻々のデータフローに対応して書き変え必要箇所の書き変えを自動的に行うように。

Espressoの場合、リアクティブプログラミングのデータフローを作り出すのはデータベースないしデータベースマネージャだ。デベロッパはそれを利用するAPIを作り、サードパーティのアプリケーションへ接続する。

APIができたら、それをAPI管理プロバイダが管理でき、またモバイルのバックエンドサービス(MBaaS)KinveyやParseなどがデータをクラウドに提供する。Kinveyにはサードパーティからデータを管理する能力もあるが、Singhは、Espressoサービスはビジネスロジックの提供とセキュリティ、およびJSONへのコネクタに注力したい、と言っている。

Espresso Logicが追究するのは、データベース管理者とデベロッパとのあいだにあるギャップを填めることだ。今のITには変化~変化への対応のはやさが求められているが、リアクティブプログラミングはそれを達成する方法の一つだろう。

画像提供: Coffee Circle on Flickr.

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))