トヨタのレクサスが2019年モデルで遂にCarPlayに対応

トヨタはこれまでCarPlayに背を向けていた。ご存じない方のために説明すると、これはAppleが提供しiPhoneと連動するインフォテインメントシステムだ。トヨタとその高級ブランドのレクサスは、他のほとんどの自動車会社が、少なくとも数種類の車種に搭載しているにもかかわらず(そして徐々に搭載車種が広がっているのにもかかわらず)、これまでどのモデルにもCarPlayを搭載してこなかった。

しかし、2019年型トヨタ・アバロンはCarPlayを搭載することになる。この車は本日(米国時間1月15日)発表され、トヨタは同車種が発売時にAppleのシステムをサポートすることを明言した。残念ながらAndroid Autoについては言及されていない、GoogleのモバイルOSのスマートフォンのファンたちにとっては、まだまだ良いニュースはおあずけのようだ。

トヨタは、Entune 3.0(トヨタ)とEnform 2.0(レクサス)インフォテインメントシステムに、一部の車種にはアップデートによってAlexaが入ることをアナウンスしていた。しかしこの先、いくつかの車両には、CarPlayもこれらのシステムのパッケージの一部として搭載されて行くことが分かった。2019年モデルうちCarPlayをサポートするのが何種類になるのかはまだはっきりしない。同様にEntune 3.0とEnform 2.0のアップデートを取り込む古い車種にも適用されるのかも分かっていない。

自動車メーカーたちは当初、彼らのプラットフォームに、Android AutoもCarPlayも載せたがってはいないようだったが、そのほとんどは方針を変更している。もちろん顧客のフィードバックがその大きな理由であることに、間違いはないだろう。

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(翻訳:sako)