ハウスクリーニングや修理・お手入れサービスなどモノを大切にしたい人と職人をつなぐ「ユアマイスター」が約23億円調達

ハウスクリーニングや修理・お手入れサービスなどモノを大切にしたい人と職人をつなぐ「ユアマイスター」が約23億円調達

ハウスクリーニングや修理・お手入れサービスなど、大切なモノを大切にしたい人と職人をつなぐサービスECプラットフォーム「ユアマイスター」などを運営するユアマイスターは1月6日、第三者割当増資および融資などによる総額約23億円の資金調達を発表した。

引受先は、以下の通り。
・インキュベイトファンド(既存)
・SMBCベンチャーキャピタル(既存)
・ジャフコ グループ(既存)
・みずほキャピタル(既存)
・グロービス経営大学院(既存)
・Z Venture Capital(新規)
・フォースタートアップスキャピタル(新規)
・Ariake Secondary Fund Ⅱ LP(新規)
・Axiom Asia 6, L.P.(新規)
・ほか3社

調達した資金は、「プロダクト開発体制の増強による、UI/UXの大幅改善ならびに顧客感動体験の向上」「出店パートナー事業者のサポート体制の強化による、経営支援の強化ならびに提供サービス品質の高水準での均一化」「マーケティング活動の強化による認知度の向上」「業界自体ならびにパートナー事業者の価値向上、サービス品質向上へ向けた新たな革新的取り組みへの積極的投資」にあてる。

またBtoB向けプロダクト・サービスの提供企業やBtoC向けの新規体験サービスの拡充を図る企業などとのアライアンスも強化する。すでに複数社とのアライアンス案件が進んでおり、2022年1月より、各社プロダクトやサービスと連携する新たな取り組みを随時発表するとしている。

2016年8月設立のユアマイスターは、サステナブルテック企業として、ユアマイスター、ビルメンテナンス業界のDXを実現し生産性・収益性を向上する業務支援サービス「ビルメンクラウド」、大切なモノを大切にしたい人のためのメディア「ユアマイスタースタイル」を提供。パートナー事業のデジタル化をサポートし、経営支援や集客支援、雇用創出に取り組んでいる。

またユアマイスターは、「直す、キレイにする、使い続ける」という消費意識を、「捨てる」「売る」に続く新たな行動して定着させたいと考えているという。この消費意識を持つことが、未来を創るこどもたちが暮らす社会を「大事なものをより大切にする」持続可能な循環型社会へとつなぐとしている。ハウスクリーニングや修理・お手入れサービスなどモノを大切にしたい人と職人をつなぐ「ユアマイスター」が約23億円調達

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。