フィットネスシェア「Nupp1」と「スポーツクラブNAS」が国内業界初の「従量課金制サブスク」サービス開始

フィットネスシェア「Nupp1」と「スポーツクラブNAS」が国内業界初の「従量課金制サブスク」サービス開始

Android版iOS版アプリに登録すると、好きなジムを好きなだけ利用できる従量課金フィットネスシェアリング「Nupp1」を運営するナップワンは8月17日、スポーツクラブNASと共同でフィットネス業界初の「従量課金制サブスクリプション」を実現したと発表。8月17日より、サブスクリプションの「60分プラス」をスポーツクラブNASの4店舗で利用できる。

これまでナップワンは、アプリで本人確認を完了させると、月額費用なしで、Nupp1システムを導入したフィットネス施設ならどこでも、好きなときに好きな時間だけ利用できるサービスを展開してきた。その中で、ユーザーからは月額で月に4〜5回程度利用したいという要望があったという。そこで、一般的なフィットネス施設が提供している月額で使い放題のプランと、Nupp1のプランとの中間的な料金体系となる「60分プラス」を開発した。

60分プラスは、従量課金制と、利用頻度が高い人向けの月額会員制(サブスクリプション)を組み合せ、「コロナ禍に短時間でジムを使いたい方」に適したシステムになっている。固定料金5500円(税込)を支払うことで、1カ月間(31日間)、指定施設を1日1回60分間まで利用できる(60分間を超えると1分単位の従量課金となる)。従来のフィットネスクラブでは、毎月の会費の他に施設利用料がかかるが、60プラスでは固定料金以外かからない。さらに入退会の手続きも、60分プラスではスマートフォンですべて完結できる。

「60分プラス」が導入される施設は以下の4つ。フィットネスシェア「Nupp1」と「スポーツクラブNAS」が国内業界初の「従量課金制サブスク」サービス開始

スポーツクラブNAS「60分プラス」導入施設

フィットネスジムのオーナーに対しては、毎日60分間までの利用と60分以降の1分課金のサブスクリプションの条件を変更すれば、より広いセグメントへのアプローチが可能になるとしている。

関連記事
千葉大研究グループが任天堂「リングフィット アドベンチャー」で慢性的な腰痛が改善と発表
推しアイドルが生配信で一緒にエクササイズするアプリ「BAKOON!」のアンバサダーにマジカル・パンチラインが就任
Fitbitの最新フィットネストラッカー「Luxe」は約1.6万円の高級感あるデラックスモデル
ガーミンのスマートウォッチが「血中酸素トラッキング」機能に対応、4月下旬以降ソフトウェア更新で適用
スポーツテック領域200サービスをまとめた「スポーツテックカオスマップ2021年.ver」が公開
CES 2021の人気カテゴリーは「ホームフィットネス」
オンラインフィットネス動画の「LEAN BODY」が5.2億円調達、採用・コンテンツなど強化
ランナー向けSNSアプリを中心にメディア/ECサービスを運営するラントリップが6000万円を調達
SpotifyがApple Watchで直接ストリーミング再生可能に、iPhoneを持たずにランニングできる
イマジニアがNintendo Switch用ボクシングエクササイズ最新作「Fit Boxing 2」を12月3日発売

カテゴリー:ヘルステック
タグ:サブスクリプション(用語)スポーツクラブNAS(企業・サービス)ナップワン(企業・サービス)フィットネス / エクササイズ / ワークアウト(用語)日本(国・地域)

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。