プログラミングにより極性や強度を変えられる磁石

磁石は今やありふれた存在だ。異極同士は引きあい、同極同士は反発する。冷蔵庫にメモを貼るために使う。でも、磁石がプログラマブルになり、プログラムによって反応を変えると、どうなるだろう? アラバマ州ハンツビルのCorrelated Magnetics Researchが作ったそんな磁石は、びっくりするようなことができる。中には、ちょっとこわいのもある。

これらの磁石は、人間が手で触らずに、全部を一箇所にあつめたり、逆にばらばらにしたりできる。磁石を使ったモーターのような動きもする。CMRのVPのStephen Strausがやって見せたクールなデモでは、磁石たちが一定の距離では反発し合い、近づけるとくっつき合う。“永久機関だ!”、と叫んで逃げ出す必要はない。ちゃんと物理学の法則に従ってるのだから。

CMRは磁石を製造時にプログラミングし、世界中のユーザ企業が磁石を使うソリューションにそれらを利用する。トルクや動きをコントロールし、金属と金属のあいだに“空隙”を保ちたい、といったニーズだ。同社にはWeb上のストアもあるので、あなたご自身が磁石を使った不思議で対話的なマシンを作ることもできる。

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))