プロジェクト管理ツール「Jooto」がフル機能を無料開放、5人目以降からの有料プランに刷新

PR TIMESは3月4日、プロジェクト管理ツール「Jooto」(ジョートー)の料金プランを改定した。ユーザー数4名まではすべての機能が無料で使えるようになる。

Jootoは、2014年ローンチのクラウド型のプロジェクト管理ツール。プロジェクトをカードとして管理できるかんばん方式を採用しており、カードのステータスを変化させることで進行状況を視覚的に把握可能だ。

生産や工程の管理に便利なガントチャートの機能もあり、締め切り日やタスクの進捗具合を一覧で把握できるのも特徴。GoogleカレンダーやSlack、Chatworkなどの外部ツールと連携することもできる。個人や家庭でのタスク管理から、会社の部署単位のプロジェクト管理、会社間のプロジェクト管理など、さまざまな用途に対応可能なツールだ。

従来はコア機能のみがフリーミアムで、ガントチャートについては月額1780円のベーシックプラン以上、GoogleカレンダーやSlackなどの外部連携については月額3280円のアドバンスプラン以上でないと使えなかったが、前述のように新プランでは4人まではすべて無料。複数あった料金プランはすべて廃止され、5人目以降から税別月額500円/人とシンプルになっている。

今回の料金プラン変更に併せて、「組織情報」と「ユーザー管理」機能も加わっている。「組織情報」を入力することで、メンバーが自身が参加しているプロジェクトがどの会社やチームに属しているかが確認できるようになる。。「ユーザー管理」は、組織に所属しているユーザーを一覧で確認でき、そのユーザーがどのプロジェクトに所属しているかなど詳細情報もわかる。これらの機能によって、さまざな組織形態に対応できるという。

プロジェクト管理ツールといえばTrelloをはじめとしてさまざまなツールが存在するが、ガントチャートやGoogleカレンダーなどの連携機能を個人や家族なら実質無料で使えるのはうれしい。創業間もないスタートアップにとっても導入しやすいツールだろう。

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TechCrunch Japan

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