ペンシルベニアの事故当時、Tesla Model Xのオートパイロットはオフだった

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7月1日にペンシルベニアで事故を起こしたTesla Model Xは、当時オートパイロットが無効化されていた、とElon MuskがTwitterで発表した。この情報は当該車自身のログに基づくものだ。

[車載ログによるとペンシルベニアの事故当時オートパイロットはオフだった。もしオンになっていれば事故は起こらなかったかもしれない。]

Teslaはここ数週間、同社のオートパイロットによる半自動運転機能は、公道で試験するにはまだ早いと批判されている。Consumer Reportsも今日(米国時間7/14)、安全が確認されるまで機能を無効化するよう要請した

衝突時にオートパイロットが使われていなかったというニュースは、批判の一部を鎮めることはあっても決して全部ではない。事故の全容は未だ明らかにされておらず、またオートパイロットは原因ではないようだが、関与した可能性はある。詳しい調査結果が出るまで、判断は控えた方がよさそうだ。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

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TechCrunch Japan

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