ホームパーティー分野のAirbnbを目指すHomeDineがiPhoneアプリをリリース

HomeDineは、料理を作ることと食べることを気楽に楽しんでもらおうとするサービスだ。ディナー・パーティーを開きたい人と、そこに参加したいト考える人に対するマーケットプレイスを提供している。このHomeDineを、iPhoneアプリケーションからも利用できるようになった。

HomeDineの以前から、地元のシェフと一般の人を繋いで、ちょっと贅沢なディナー・パーティーを提供しようとするサービスは多くあった。HomeDineは、そうしたサービスを換骨奪胎したものと言えるかもしれない。シェフによるディナー・パーティーを一般の人に提供するのではなく、アマチュアシェフも主催できるようにしたのだ。そして友人や、あるいはパーティーに参加したいとする人たちが集う仕組みを提供している。パーティーを開くことで、料理自慢の人はその腕を広く知らしめることができる。そして好きなこと(料理を大勢に振る舞う)をしながら、多少の報酬も得ることができるのだ。

ゲストとして参加する人にとっても、いろいろな人と知りあえたり、また素晴らしい料理をレストラン価格より安く楽しめるというメリットがある。近所での知己を求めて参加する人も増えているようだ。また、地元で美味しいものを最もよく知っている地元民の開くパーティーに参加できるという面で、旅行者にとっても面白い仕組みとなっている。

HomeDineはまず、こうしたイベントの予約および登録を行うための仕組みをオンライン化することを目的として登場してきた。そして時代の流れに乗り、モバイル環境への対応を進め、そしてiPhoneアプリケーションをリリースすることとなったわけだ。アプリケーションのリリースにより、iPhoneから簡単にディナー・パーティーの予定を投稿したり、あるいは参加を申し込んだりということができるようになった。

アプリケーションではGPSも活用し、現在位置から参加するパーティーのレコメンドを行うようになっている。また、ウェブに掲載されている情報もすべてiPhoneアプリケーションから入手可能だ。パーティーホストの評価を行ったり、あるいは近所のホストの中で高評価を得ている人を探したりもできる。また、参加するパーティー費用の支払いもモバイルアプリケーションから行うことができるようになっている。

さらにコミュニティ管理機能といったものも備えており、出席予定者リストで出席者の管理を行うこともできる。また料理好きの仲間と「友だち」になったり、あるいは「友だちネットワーク」を構築することもできるようになっている。プライベートにメッセージをやり取りする仕組みも備わっていて、これはパーティーの後に連絡を取り合ったりするのにも便利だ。もちろんパーティーの様子をシェアするためのソーシャルツールも備わっている。パーティーそのものには見知らぬ人しかいなくても、そのパーティーの様子を自分の知り合いとも楽しむこともできるわけだ。

HomeDineの設立は昨年のことで、イスラエルのテルアビブにて立ち上げられた。その後サンフランシスコにオフィスを開設し、サンフランシスコ近郊でコミュニティを広げている。シェフとゲストの輪が広がり、イベントを通じてその輪は農業経営者などにも広がってきているそうだ。

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(翻訳:Maeda, H)


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TechCrunch Japan

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