マイクロソフトの新Officeアプリ、Swayが一般公開


Microsoftのプレゼンテーション作成オンラインツール、Swayが一般公開された。これまでは、ウェイティングリストに登録しなければならなかった。。

Swayが公開されたこと自体は驚きではない。おそらくやや意外だったのは、Microsoftが同製品の提供時期について書いたブログ記事で発表した数字だろう。

彼らはこう言っている:

Swayのプレビュー版を発表してからわずか10週間しかたっていないが、既に100万人以上のユニークビジターがSway.comを訪れ、17万5000人が申し込んでおり、その数は毎日千人単位で増えている。

10週間は70日間なので、これまでSwayには1日当たり平均1万4285人が訪れ、2500人が登録していることになる。トラフィックに関する実数はもう少し大きいと思われるが、Microsoftが「100万人以上」としか言っていない以上、これ以上正確なことははわからない。

正直なところ私には、Swayのような製品がどれほどのトラフィックを集めるのか想像できなかった。おそらく大会社の製品であることが有利に働いたのだろう。しかし、ウェイティングリストで待さされることが、トラフィックと登録の障壁になっていたに違いない、少なくとも今までは。

Microsoftには今後も数字を公開し続けてほしい。

Swayは興味深い製品であり、通常のOfficeスイーツの異なり従来型のファイルを持たない。つまり、クラウドのために作られたアプリだ。もちろんMicrosoftは、Officeをクラウド製品に転換させ、定期利用料ベースで販売できるよう取り組んでいる。果たしてどこまで成功するのか、見てみたいものだ。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook


投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。