マイクロソフトの最新Surface Laptopが4月15日発売、約12.8万円から、リモートワークにも最適

Microsoft(マイクロソフト)は当然のことながら、Surfaceシリーズの最新モデルを「生産性」のためのデバイスと位置づけている。新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックが続く中、多くの人々が在宅勤務への移行を急ぎ、ノートPCの売り上げは急増している。そういう意味では、Surface Laptopの最新版は新製品の中でも圧倒的な存在感を示している。

最新のSurface Laptop 4は前モデルから約1年半後に登場したため、大幅なアップグレードとはならないようだ。もちろん、クリエイター向けの2in1のコンバーチブル型モデルとは一線を画したこの製品は、同社の独自ハードウェア製品の中でも特に高い評価を得ている。

画像クレジット:Microsoft

新モデルは13.5インチまたは15インチのタッチスクリーンを搭載し、第11世代のIntel CoreまたはAMD Ryzenプロセッサを搭載する。システムの最低価格は999ドルだ(日本では税込12万8480円)と、前モデルから最低価格は変わらない。またマイクロソフトは、Laptop 3の11.5時間を超えるパフォーマンスの向上とバッテリー持続時間の延長を約束している。下の動画では「最大19時間」だとアピールしているが、これが本当なら外出先での利用時に大きな強みとなる。

システムのHDウェブカメラは前モデルをベースに、低照度での撮影機能が改良されている。これに加えて、スタジオ用マイクアレイが搭載されている。繰り返しになるが、たとえ画期的ではなくても新型コロナウイルスの時代、私たちの対人コミュニケーションのかなりの割合がウェブカムを介して行われることを考えれば、企業がこうしたスペックに注意を払うようになったのは喜ばしいことだ。

デザインは以前のバージョンと似ているが、新しいカラーオプションとしてIce Blueが追加されている。またマイクロソフトは独自の充電ポートを維持している(急速充電なら1時間で最大80%まで充電できる)。さらにDolby Atmosスピーカーが搭載されており、タッチスクリーンはSurface Penと連動する。

新型Surface Laptop 4は米国、カナダ、日本で本日より予約が可能で、4月15日に出荷が開始される。13.5インチのAMD Ryzenモデルは8GバイトのRAMと256Gバイトのストレージを搭載し、価格は999ドル(日本では12万8480円)だ。ハイエンドモデルにおいては、15インチのIntel Core i7モデルは32GバイトのRAMと1Tバイトのストレージを搭載し、2399ドル(日本では税込16万1480円))となっている。また、米国では早期予約者にはSurface Earbudsがプレゼントされる。

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(文:Brian Heater、翻訳:塚本直樹 / Twitter

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TechCrunch Japan

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