マルチプラットホームな総合メディアセンターシステムXBMCが名前をKodiに変えて完全にXbox臭を一掃

さかのぼること2002年に、数名のデベロッパたちが集まって、Xboxを完全なメディアプレーヤーに変えるハッキングプロジェクトを開始した。ありとあらゆる種類のビデオや音楽を再生することは、当時の、そのままのXboxにはできなかった。プロジェクトは、”Xbox Media Player”と呼ばれた。

その後10年あまり彼らは、その最初の名前を振り払う努力をしてきた。そして今日、その最後の痕跡がなくなる。

時間とともに、その名前はだんだん不適切になってきた。彼らの小さなプロジェクトはハードウェアハッカーたちのあいだでヒット作になり、機能もどんどん増えた。ユーザベースの爆発的な増大とともに、対応プラットホームも最初のXboxを超えて多様化し、今ではWindows、OS X、iOS、Android、Linuxなど、さまざまなプラットホームの上にその実装がある。スピンオフしたプロジェクトに、Plexなどがある。

“Xbox Media Player”は”Xbox Media Center”になり、さらにXboxの名が消えて”XBMC”になった。〔XBMCに特化したLinuxディストリビューションもいくつかある(参考: 「日経Linux」2014/8月号pp26)。〕.

今日(米国時間8/1)は名前がさらに変わり、Xboxの名残りが完全に消え去って、”XBMC”は”Kodi”になった。

チームは、改名の理由を次のように述べている:

  • “XBMC”の意味を尋ねられたとき、その正しい答にはいまやほとんど意味がない。プロジェクトはとっくにXboxを離れているから、混乱を招く名前になっている。そもそも今では、Xboxの上で動く実装はどこにも存在しない。
  • “XB”が”Xbox”を意味するかぎり、”XBMC”は独自の商標になることができない。むしろこの名前は常時、“法律的危うさ”を抱え込むことになる。オープンソースソフトウェアを支援した経験の豊富な弁護士たちと相談した結果、名前を変えることが最良のオプションだ、という結論に達した。

改名に関するもっと詳しい説明が、ここにある。

余計なお世話かもしれないが、専用ハードウェアや、それらに対するライセンシングなど、このシステムの今後のなお一層の普及と大衆的広がりをチームが目指しているなら、マーケティングのためにも”Kodi“は”XBMC”より、ずっと良い名前だ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


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TechCrunch Japan

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