ミシガン州銃乱射事件の容疑者は、Uberのドライバーだった

Crime Scene - Do Not Cross

Uberは、同社の登録ドライバー、Jason Daltonが、ミシガン州カラマズーで起きた銃乱射事件の容疑者であることを正式に認めた。Daltonは、犯行の合い間に乗客を乗せ、料金を受け取った疑いがある。同容疑者の犯行のために既に6名が死亡し、14歳の少女が重体となっている。

Daltonの乗客の一人の女友達がFacebookに、自分の男友達がJasonという男の車に拾われ、狂気じみた運転で停止信号を無視していたと投稿した。

「この男が逮捕され、もし病気が彼の行動の原因ならすぐに入院することを願っている」と女性は書いている。警察は問題のUberドライバーが被疑者のプロフィールと一致することを確認した。投稿はその後削除された。

Dalton(45)は日曜日(米国時間2/21)の午前、土曜午後6時頃に開始された大規模な犯人追跡の末に逮捕され、現在ミシガン警察に身柄を確保されている。

計8名の人々が、移動中の3つの場所で銃弾を浴び、一人目はDaltonのアパートのすぐ外にいた女性だった。その後Daltonは、レストランの駐車場で女性4人と14歳の少女を、自動車ディーラーの駐車場で座っていた男性とその息子を次々に射った。

Uberは、Daltonが身元確認に合格していたことを認めた。

「私たちはミシガン州カラマズーで起きた無法な凶行に恐怖を感じ心を痛めている。この恐ろしい犯罪の犠牲者および負傷から回復しつつある人たちとその家族には、深い哀悼の意を表したい」とUberの最高セキュリティー責任者、Joe Sullivanが声明に書いた。「当社は警察に連絡を取り、捜査に全面協力をすることを伝えた」。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

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TechCrunch Japan

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