メニューと料金体系に柔軟性を持たせてドッグケアのデフォルトブランドを目指すDogdrop

犬のデイケアといえば、Wag HotelsやRoverが思い浮かぶ。そしてここでご紹介するDogdropは、9月にロサンゼルスで開業する新人で、ケアの内容にも料金にも、もっと柔軟性を求めている飼い主に向いているという。

基本は月額の会員制で、飼い主はいつでも自分の犬を預け、そして引き取れる。全日制のほかに、時間制もある。ただしそちらも、月額の会費制になる。

月額料金は最低が20ドルで、こちらはデイケア3時間と、ワークショップ料金10%引きがその内容。最高の800ドルではデイケア無制限、ワークショップは20%引きだ。月800ドルというと、1時間あたり2ドル弱になる。

一方Wag Hotelsは全日制のみで、料金は午前7時から午後7時までの1日が46ドル、月額契約だと625ドルだ。シンプルなメニューのみ。

Dogdropの共同創業者であるShaina Denny(シャイナ・デニー)氏は、声明でこう言っている。「Dogdropは高品質なケアと生活の利便性を求める現代的な飼い主のご利用に適している。コミュニティを重視し、慎重に設計されたケアスペースが手際のいいサービスをご提供する。私たちは犬の幸福と健康を願い、また飼い主には、犬たちとより一体になった毎日の生活を提供したい」。

Dogdropは資金に関して明らかにしないが、前にDogVacayを育てたインキュベーターScienceの出身だ。1号店を9月にロサンゼルスにオープンし、翌年さらに店舗を増やす予定だ。

そのScienceの創業者でCEOのMichael Jones(マイケル・ジョーンズ)氏は、これからのドッグ・ビジネスについてこう語る。「ペットを飼う人は増えているし、世代交代もある。また職場の環境も犬を置けたり置けなかったりさまざまだ。だからこれから必要とされるのは、もっと柔軟性があって利用しやすいペットケアだ。Dogdropの場合は、大規模化多店舗化を目指すことによって、飼い主の信用を獲得したい。Dogdropは高品質なケアサービスを、従来のドッグケアにない費用やスケジュールの柔軟性をもって提供しようとしている点が良い。これが成長してドッグケアのナショナルブランドになったころには、犬の飼い方ががらりと変わっているだろう」。

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(翻訳:iwatani、a.k.a. hiwa

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TechCrunch Japan

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