モバイルバッテリーシェアリング「ChargeSPOT」を手がけるINFORICHが23億円調達

モバイルバッテリーシェアリング「ChargeSPOT」を手がけるINFORICHが23億円調達

モバイルバッテリーシェアリング「ChargeSPOT」(チャージスポット)を手がけるINFORICHは4月16日、23億円の資金調達を発表した。引受先は、南都銀行の投資専門子会社南都キャピタルパートナーズと、ベンチャーラボインベストメント運営のナントCVC2号投資事業有限責任組合、ひろぎんホールディングスの投資専門子会社ひろぎんキャピタルパートナーズが運営するHiCAP3号投資事業有限責任組合、日本国際経済開発機構、ピー・アンド・イー・ディレクションズなど。

調達した資金により、さらなる設置台数の拡大をはじめ、グローバルへの展開も拡大する。また、新型コロナウイルス感染拡大を受け、ChargeSPOTバッテリーの抗菌抗ウイルス対応を行うことで、安心・安全なサービスを提供する。

またChargeSPOTは、年内5万台、2022年に8万台、2023年に10万台と設置を拡大し、日常生活には必要不可欠な生活インフラ化を目指す。専用アプリを専用ダウンロードしなくても「ChargeSPOT」を手軽に利用できるよう、キャリア系決済アプリとのミニプログラム連携なども行う。

2015年9月設立のINFORICHは、ChargeSPOTを2018年4月から提供。現在では、日本全国約2万6000台、香港約3000台、台湾約3000台、タイ約1000台(2021年3月時点)の設置が完了しているという。

サービスの利用は、専用アプリのほかに、LINE公式アカウント内からも行える。事前に専用アプリをダウンロードしていなかった場合もその場で利用可能。

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カテゴリー:シェアリングエコノミー
タグ:INFORICH資金調達(用語)ChargeSPOT日本(国・地域)

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TechCrunch Japan

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