ラップトップをオンデマンド方式で修理するTechy

20266627046_6d99cc887e_o1

iCrackedのような大きな修理ネットワークは、スマートフォンやタブレットを数時間で直してくれるけど、ラップトップの場合は、修理を申し込む(待ち行列に並ぶ)、デバイスを送る、後日それを受け取りに行く、という手間が必要だ。

最近のTC Radioピッチオフで入賞したTechyは、ラップトップの修理にオンデマンド方式を導入して、この問題を解決しようとしている。

その仕組みはこうだ: ユーザが修理リクエストを提出すると、Techyが集荷人を派遣してユーザのラップトップを受け取り、それを地域の修理屋へ持ち込む。同社の現在のサービスエリアであるWashington D.C.の外に住んでる人は、自分でデバイスをTechyに送る。

修理が終わったらデバイスをユーザに送り返すが、それは同日であることが多い。

Techyの協同ファウンダYaffet Mesheshaによると、一時間足らずで解決する問題が圧倒的に多いから、同日修理が十分可能なのだ。デバイスをユーザに返す時間は、十分にある。

Techyは均一料金制で、ソフトウェアの修理は69ドル99セント、ハードウェアは99ドル99セントだ(部品代は別)。今はWashington D.C.だけだが、できるだけ早くそのほかの主要都市にも広げていく。

現在、ユーザは修理をネットまたは電話で申し込むが、もうすぐiOS用の専用アプリを提供する予定だ。

Mesheshaによると、既存顧客の半分以上が、今後そのほかの修理でもTechyを利用するから、リテンション(retention, リピーター, 固定客)率は上々だ。今はラップトップに限定しているが、いずれデスクトップやスマートフォンにも手を広げる、と彼は言っている。

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。