レノボの新スマートディスプレイはスリムに

Nest Homeが出てくる前、いやGoogle Home Hub以前にLenovo Smart Displayが展開されていた。このスマートスクリーンはオリジナルのGoogleアシスタントスクリーンで断然よかった。そしてLenovo(レノボ)とGoogleのパートナーシップは、ベッドサイドに置く目覚まし時計として作られた、最近のSmart Clockを含め、実りあるものであり続けている。

ベルリンで開かれている家電見本市のIFAで9月5日発表されたSmart Display 7で、Lenovoはスクリーンサイズ、そして全体的な大きさも控えめにしている。スクリーンサイズはオリジナルの2つのモデル(8インチと10インチ)よりも小さい7インチだ。新世代でスクリーンを小さくするのはまれだが、このカテゴリーでの新味を考えたとき、試行錯誤の意味合いがあるのだろう。

デザインは十分に素敵だ。おそらく裏側がフェイクのウッドパネルになっている最初の世代よりもほんの少しだけ一般的な外観だが、ファブリックスピーカーグリルは他のGoogle Homeラインアップともしっくりきて手触りもいい。機能面では、YouTubeやスマートホームコントロールなど、他のアシスタントスマートディスプレイとほぼ同じことができる。

もちろん、LenovoにはGoogleが展開しているNest Hub Maxという直接的な競合相手がいる。こうした製品の場合、開発当事者と競うのはかなり厳しいものになる。従って130ドルという価格はGoogleの製品より100ドル安い。Smart Display 7は来月出荷が始まる。

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(翻訳:Mizoguchi)

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TechCrunch Japan

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