上空からの自己撮りができる超小型ドローンZanoには優れた自動制御機能あり

【抄訳】

超小型のバットマンみたいなドローンだ。ドローンマニアのあなたは、次はどんなドローンが欲しいと思ってたかな? インテリジェントな無人機を飛ばしてセルフィーを撮れば、ドローンを遠隔操縦する必要もない。だいじょうぶ。こわくもない。イギリスの会社が作った超小型ドローンは自己操縦型だから、人間ユーザは、空から自分がパパラッチされてるときでも平気で好きなことをしていられる。

Zanoと名付けられたこの超小型ドローンは、まだプロトタイプで、発売は来夏を予定している。これのエンジンを作っているTorquing Group(警察用や軍用でドローン製造経験豊富)が今、Kickstarterで目標額12万5000ポンドを集めようとしている。この記事を書いてる時点で10万を超えているし、あと42日もあるから、最終額は確実に目標額を超えているだろう。

超小型ドローンZanoは、サイズが2.5 x 2.5インチ、重量55グラムで、5メガピクセルのHDビデオカメラとデジタルマイクが載っている。光学式の画像安定機能もあるから、上質なスチルやビデオが撮れる。カメラのスペックは1080p 60 fpsだけど、通信帯域の都合で最大精度は720pだ。でももちろん、今後のバージョンアップには期待できる。

この無人機が良い画像を撮れるために、Zanoはいろんなセンサを搭載して屋内や屋外での飛行の安定性を得ようとしている。それらのセンサは、GPSや、障害避(よ)けのための赤外線センサ、エコーを聴き取るためのソナー、高度を制御するための気圧センサなどだ。映像はWiFiでモバイルデバイスへ送られる。電池は一回の充電で10〜15分飛べる。最高飛行速度は毎時25マイル、制御範囲は15〜30メートルだ(モバイルデバイスの性能やUAVに関する国や地元行政の規制によっても違う)。

複数の位置センサの組み合わせによりZanoは、自分のまわりの物との相対的な位置を知り、モバイルデバイスとの一定の距離を維持する。それは、“follow me”モードで使ったときだ。障害物を自動的に避(よ)けるから、ドローンを飛ばせることが、そのぶん楽になる。誰もが愛せるドローンだ。特定の位置をキープすることもできるので鳥瞰画像も撮れるし、2台のモバイルデバイスを傾けたり、そのほかのコントロールを使って操縦できる。アプリはiOS版とAndroid版がある。

“follow me”モードでは、何かの物を追跡することもできる。顔認識機能もある。編隊飛行ができるから、複数のカメラからの視野視界を捉えることもOKだ。ただしこの機能を使うためには、別のアプリを基本アプリ内で購入しなければならない。Kickstarter のお値段は139ポンドから始まり、最後が220ポンドだ。いずれも向こう1年の無料アップデートがつく。

【後略】

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


投稿者:

TechCrunch Japan

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