中国版Twitterのウェイボー、Q1の売上は6750万ドル、1株当たり0.03ドルの損失

今日(米国時間5/21) 午後、Weibo(ウェイボー/微博)は第1四半期の業績を発表し、売上6750万ドル、非GAAP 1株当たり損失 0.03ドルだった。市場予測は売上674.5万ドル、1株当たり損失0.05ドル。

同社株は通常取引で6%以上の高値をつけていたが、時間外取引では5%程度の低値だった。
四半期売上は前年同期比161%だった。しかし、GAAP純損失も同様に大きく、146%増の4740万ドルだった。非GAAP純損失は、当然ながら控え目な480万ドルで、前年同期から74%減少した。

Weiboのユーザーは、前年から1/3強増加し、月間アクティブユーザー数1億4380万人、34%増、日間アクティブユーザー数6660万人、37%増だった。

株価下落の理由は? 大幅なGAAP損失に加え、Weiboは報告書の指針で、次四半期の売上を「7400~7600万ドル」とした。これはYahoo Finance集計によるウォール街予測、7785万ドルよりも低い。すなわち市場は会社が約束した以上の急成長を期待している。

Weiboは、1株17ドルで上場し、その後19ドル前後で取引きされている。上場企業としての短い期間に最高24.48ドルを記録している。同社は今年4月に上場した。

第1四半期終了時点で、Weiboは現金、同等物、および短期投資4.662億ドルを保有していた。IPO収益が勘定される次期報告書では、この数字が急上昇することが予想される。第1四半期中同社は、業務の運用に1820万ドルを費した。

Weiboは急成長中のソーシャル会社であり、今もIPO価格を上回る株価で取引きされている。しかし、投資家は会社の約束以上に将来の急成長を期待している。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook


投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。