人類を家畜のように飼育するディストピアのウォーロボット

さあ。不定期にお伝えしているToday In Dystopian War Robots That Will Harvest Us For Our Organs(人類を家畜のように飼育するディストピアのウォーロボット)、略してTIDWRTWHUFOOの時間だよ。こうした動きにしっかり注目して、しかるべく準備を整えておかないと、いつか大変なことになってしまう。

まず紹介するのはiStructだ。ドイツのDas Deutsche Forschungszentrum für Künstliche Intelligenz GmbHによるものだ。このiStructはBig Dog同様に四足で動くこともできれば、また二足歩行を行うこともできる。2つの形で人類に迫ってくる恐ろしい存在だ。

次に紹介するのはSAR-400。数年以内に国際宇宙ステーションに送り込まれるだろうと見込まれているロボットだ。Technology.orgによるとSAR-400は地上ないし宇宙における遠隔基地からの装画が行えるようになっているのだそうだ。微妙なタッチを行うことが可能で、細かい操作や小さな物体を扱うこともできるようになっている。もちろん、用途によっては繊細さなどかなぐり捨てて強烈な動きをすることも可能なのだろう。

「宇宙飛行士訓練センターにてテストを行いました。ISSなどでの活躍を期待しています」と、Mr. Oleg Gordienko(Gagarin Cosmonaut Training Centerのディレクター代理)は言っている。人間にとっては危険なものなどを扱うのにも適しているとのこと。宇宙空間内では、宇宙船の外部破損状況を調査したり、修理すしたりする用途に適しているとも考えているそうだ。

活動場所が人間から離れたところを想定しているというのは気になるところだ。故障状態などを判別中に、ふと「まあロボットは平気だしね」などと、他のロボットと相談をまとめてしまう危険性も否定出来ない。

こちらのロボットもゴツイ外見だが、こいつはおとなしくコーヒーをいれてくれるだけだ。

人類の危機に関心をもってくれてありがとう。また危険な奴らが出てきたら報告しよう。

via IEEE

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(翻訳:Maeda, H


投稿者:

TechCrunch Japan

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