今度は3Dプリントでピストルが完成…鋼鉄もすこし使っています

銃の部品専門のThingiverse、と呼びたいDefense Distributedは、しばらくAR-15用ロアレシーバーの3Dプリントに取り組んでいたが、今度はついに、Liberatorと名付けた3Dプリント拳銃を完成させた。完全にABS樹脂による3Dプリントだが、撃針だけは違う。とにかく(略称)DefDistは銃の作り方をオープンソースにすることが使命だと自称しているから、またその成果が一つできたわけだ。

Forbes誌が実際に試してみて、ファウンダのCody Wilsonはオープンソースの計画を彼のサイトでリリースする、と言っている。実射が可能で、口径も変えることができる。

金属探知機で見つかるように、一部に鋼鉄も使っている。それは、Undetectable Firearms Actという法律に違反しないためだ。

この火器の実用性や信頼性については、何とも言えない。ABS樹脂の品質はプリンタによって違う。でも、プリンタと樹脂が上質で運が良ければ、これが手の中で爆発することはないだろう。

まだ情報が少なすぎるが、でも今週はまた、銃保有の権利をめぐる議論がにぎやかになりそうだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))