今日から始める「マストドン」——Twitterとの違いから使い方、オススメサーバーまで

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こんにちは!ポストTwitterとも言われる「Mastodon」(以下マストドン)が話題になっていますよね!

TwitterライクなSNSで、なんとなく話題となると、まずは触ってみようというのがネットフリークの性。これから触る読者の少しでも役に立つように、インスタンス(サーバー情報)や基本操作、そして注意点などをまとめてみました!

インスタンスを選んで、アカウントを作ろう。

マストドンを始める際に、まずしなければいけないことは、インスタンス(サーバー)を選ぶこと。

インスタンスは、MMO(多人数型オンラインゲーム)における「ワールドサーバー」みたいなものです。「おでん鯖」とか「ぼろ鯖」とかでピンと来た人は、そんなものだと思ってもらえば大体合っています。

ユーザーは、選んだインスタンス内で、他のユーザーとコミュニケーションをとれます。現在登録可能な代表的なインスタンスとしては、下記3サーバーが挙げられます。

https://mastodon.cloud/

https://mstdn.jp/

https://pawoo.net/

1つ目の「mastodon.cloud」はいわゆる海外サーバー。2つ目の「mstdn.jp」は個人運営の日本サーバー。3つ目の「pawoo.net」は企業運営の日本サーバーです。

それぞれのリンクには僕のアカウントをリンクしてますので、ブースト(Twitterで言う所のリツイート)や返信の実験にどうぞご自由にお使いください。

参加した瞬間に、同じ趣味の人と交流できる

このほかにも、現在僕が認識している日本サーバーだけで、80を超えるインスタンスが存在します。将来的に、インスタンスは趣味やクラスタ毎に分かれていき、マルチアカウント対応対応のマストドンアプリで参加するという使い方が生まれてくるでしょう。既存のSNSと異なり、参加した瞬間に、同じ趣味の人に囲まれて交流できるのが、マストドンの大きな特徴です。

現状ではpixivが運営する「pawoo」が趣味に特化したクラスタで構成されており、登録した直後からいわゆる「pixivクラスタ」な人に囲まれたSNSライフを満喫できます。

なお注意点としては、全てのインスタンス同士が繋がっているわけではない点です。一部特殊な嗜好を持つとみなされたサーバーが、他のインスタンスから”インスタンス同士の連携”を拒否されるといった事例も出ています。

インスタンスを選んだらアカウントを登録します。

アカウント登録時に注意したいのは、マストドンはその仕組み上、悪意のある人がIDやパスワードを抜き取る目的でインスタンスを立ち上げることも比較的容易であるという点です。

全てのサーバーで、少なくとも以下の2点に気をつけましょう。

・メールアドレスはメインのメールアドレスは使わない
・パスワードはそのインスタンス専用のものを用いる

IDを削除する機能も現時点では存在しません。

アカウントを登録すると、確認メールが届くので、それをクリックして有効にします。すると、いよいよマストドンデビューです。

プロフィールの設定と基本操作

いよいよプロフィールの設定に入ります。

左カラムの右からに2番目の「歯車マーク」を押すと、ユーザー設定に飛びます。

プロフィール編集では、アイコン、ヘッダーの変更と、表示名の変更が可能です。ここでは自分の好みに変更しましょう。

ここで小ネタですが「チェック」の絵文字を使うと、「Twitterの認証済みアカウント」風のアイコンを表示名で使えます。認証済みアカウントの気分を味わいたい人は、ぜひ使ってみましょう。

マストドンではタイムラインが3つあります。1つは「ホーム」。こちらはフォローしたユーザーが表示されます。当然始めたばかりだと空です。

次に「ローカル」、ここは自分と同じインスタンスの人が表示されます。

そして「連合」。これは、同じインスタンスの誰かが「リモートフォロー」(詳細は後述)しているユーザーと、ローカルがあわせて表示されます。つまり、「連合」タイムラインを表示することで、サーバー外の人とも交流ができる仕組みなわけです。

ツイートは「トゥート!」

ちなみに「ツイート」はマストドンですと「トゥート!」。と言います。

これは吠えると言う意味です。伊勢丹メンズ館にある同名のセクシーな男性向け下着ブランドが有名ですよね。「リツイート」は「ブースト」と呼びます。

自分の「トゥート!」に反応した人をフォローするだけではなく、「ローカル」タイムラインや「連合」タイムラインで見かけた面白そうな人に返信をしたり、フォローをしたりといったところから交流可能。これが、サービス側がプッシュする「おすすめユーザー」にフォローが集中しがちな従来SNSとは異なる、マストドンの面白いところです。「フォロー」じゃない楽しみ方ができるというわけです。

この辺は、サーバー自体も分散してるマストドンの設計志向が垣間見えますね。

なお、この手のサービスの初動に有りがちなのですが、フォローをした相手からのフォローバックは現在非常に多いです。これらを悪用し、とにかくフォローしまくったり、ブースト(Twitterでいうところのリツイート)を自動ツールで行っている人も見受けられますが、そのへんもひっくるめてサービス黎明期のいい味が出ています。

リモートフォローってなんだ?

さて先程出てきました「リモートフォロー」について、もう少し詳しく説明します。

このリモートフォローは、インスタンス外の人をフォローする仕組みです。下記URLの中から、自分の登録しているインスタンス以外のリンクをクリックしてみてください。

https://mastodon.cloud/

https://mstdn.jp/

https://pawoo.net/

右上に「リモートフォーロー」というボタンが出ているかと思います。このボタンをクリックすることで、インスタンスをまたいだユーザーとも交流が可能です。TwitterやFacebookで自分のアカウントのURLを投稿すれば、別のインスタンスでアカウントを開設している友人とも気軽に交流できます。

表記のルールはサービスのURL+@+ユーザー名。
例えばmastodon.cloudで「reo」というユーザー名でアカウントを取得している場合は
https://mastodon.cloud/@reo
という表記になります。


また、インスタンスを跨いだ際に表示されるアカウントIDは「フルハンドル」と呼ばれます。


フルハンドルを相手に伝えることで、インスタンスを跨いだ相手でも検索で見つけられます。

他にもまだあるマストドンならではの機能

マストドンならではの機能はまだまだあります。

一つ目は「CW」という機能。これは、投稿が折りたたまれる機能です。CWを押すと上部にテキスト入力枠が表示され、その枠に入力した文字列以外は折りたたまれて表示されます。


こんな感じで表示されます。ネタバレや、読みたい人にだけ読んでもらいたいネガティブ発言とかに使うと、投稿する人も見る側もハッピーという素敵な機能です。


次にNSFW機能。これは画像を「不適切なコンテンツ」としてクリックしないと表示できないようにする機能です。

NSFWは、Not safe for work。つまり「職場で見るのは危険」の略なので、本来は18禁のコンテンツ等での利用を想定しているのでしょう。が、二郎画像を連投してダイエット中の友人に怒られたりする経験がある人にはうってつけの機能です。

マストドンは500文字まで投稿できるので、CWとNSFWをうまく使うことで、いままでのSNSにはない新しい遊び方ができそうです。

以上、サラッと簡単にまとめてみましたが、いかがだったでしょうか。

あなたのマストドンライフが楽しいものであることを祈ってます。

僕のアカウントはブーストや返信の実験等、自由に行ってもらって構いませんので、マストドンでもよろしくお願いいたします。

Engadget 日本版からの転載

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。