任天堂とNianticがARの「ピクミン」シリーズ新作を共同開発

米国時間3月22日、Pokémon Goのから5年近く経つNianticは、任天堂との共同開発で同社のピクミンリーズの新作を開発すると発表した

Nianticによると、アプリは東京で開発し2021年後半にローンチするとのこと。

Nianticはプレスリリースで「このゲームのプレイには、ウォーキングを励まし、ウォーキングをもっと楽しくなるアクションが含まれている」と述べている。また、同社の拡張現実のプラットフォームを利用してリアルの世界をアプリの体験に盛り込まれているというが、おもしろそうだ。

ポケモンGOはメディアから姿を消したが、このサンフランシスコのゲーム会社に今でも大きな売上をもたらしている。2020年の売上は10億ドル(約1090億円)を超えている。最近、モバイルゲームに食い込みたいと努力している任天堂は、同社のこれまでの大人気シリーズをベースとするゲームをいろいろリリースしてきたが、どれもポケモンGOほどの成功を収めていない。

Nianticはこれまでに5億ドル(約540億円)近くの資金を調達し、最近の評価額は40億ドル(約4350億円)だった。

任天堂と提携して@NianticLabsのリアルワールドARプラットフォームで作るモバイルゲームの開発を発表できるのはとてもうれしいことです。任天堂の人気キャラクターに新しい命が吹き込める。私たちがARアプリの独占パートナーになることも、喜ばしいことです。

カテゴリー:ゲーム / eSports
タグ:任天堂NianticAR

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(文:Lucas Matney、翻訳:Hiroshi Iwatani)

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TechCrunch Japan

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