任天堂のNES Classic EditionはAmazonで発売後、ほぼ一瞬で売り切れ(他店も同様)

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

NES Classic Editionは、そのレトロなデザインと堅実なゲームの選び方により、発売前から、簡単には入手できない、と思われていた。でも、実際はそれどころではなく、その需要は“くすぐりエルモ”(Tickle Me Elmo)クラスだ〔1996年のバカ売れ〕。Amazonのネット店頭に登場したのは今日(米国時間11/11)の午後2時(太平洋時間)だったが、1分も経たないうちに売り切れたようだ。

[売り切れ告知]
unavailable

何十万、とは言わないが、たぶん何千人ものゲーマーが、この製品のページを朝早くから表示して、F5キーをたたきまくり、いろんなものをセレクトして、願いを叶えようとしていただろう。やがてそのページは、トラフィックが多すぎてAmazonが閉鎖した、あるいは勝手にダウンしたと思われるが、Amazonのような巨大なリソースを持つところで、こんなことが起きるのは、本当にすごい。

Amazonで売れた台数は公表されていないが、相当なものだろう。ぼくが確認できたのは、少なくとも一台は売れた、ということだ:

sold

本誌TechCrunchでも、ぼくみたいに運良く買えた人は、とても少ないと思うよ。

ほかの店もすべて、売り切れだったようだ。近くのGameStopは、17台入ったけど30分弱で売り切れた、と言っている。TargetsやBest Buysでは、店の外にできた長い行列が、あちこちで報道された。

しかし、騒ぎはまだ終わらない。Nintendoは今朝の一連のツイートで、生産は順調だから長く待たせることは絶対にない、と言って、コーフンした群衆をなだめようとしている。ブラックマーケットで1000ドルで買うのは、まだ早いね。

Nintendoさん、ありがとう。でも、Switchでは、こうならないだろうね。

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。