全国7万のペットシッターを擁するRoverがシリーズEで$40Mを調達、ドッグウォーキングにも進出

8631368705_89a00a628c_k

先月本誌TechCrunchは、Roverの4000万ドルの資金調達を報じた。そのラウンドがこのほど完了し、同社は今日(米国時間10/3)、シリーズEによる4000万ドルの調達を発表した

このラウンドはFoundry GroupとMenlo Venturesがリードし、Madrona Venture Groupが参加した。いずれも、前からの投資家だ。これでRoverの資金調達総額は9000万ドルになる。

Menloの専務取締役Venky Ganesanが今日の発表声明で述べている: “われわれはこれまで、Uber, Siri, Hotmail, Gilead Sciencesなどの企業を支援できて幸運であった。Roverもこれらと変わらぬ優良企業であり、だからこそ今回の大きな投資を決定できたのである”。

同社は昨年、従来のペットシッター紹介から犬の散歩(dog walking)にも手を広げ、同社によると、登録シッター/ウォーカー(walker)の数は65000名を超えている。利用件数は、1四半期平均で100万件である。

Roverによると新たな資金により、“製品開発と地理的拡大と市場の継続的拡張による、ペットケア業界のさらなる革新を目指す”、という。買収もある、と言っている。

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。